風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

13-070先出しと後出しのカネ

2018-09-17 12:08:21 | この道の先に

風の谷通信No.13-070

承前ーアベさんは復興に全力を傾注しているとは言うが、実際には総裁選に集中しているだろう。当然だけど。

 

被災民の方を向いているのは天皇陛下とその側近{だけ}であり、政権側は権力闘争に必死であろう。それも、総裁選だけではなく、沖縄知事選をも含めてのことだ。政権党の内部はすでに壊れている。政策集団ではなくて単なる権力集団にすぎない、沖縄では、憲法の支配するクニの選挙とは思えないような暴力的な選挙運動が行われてるという。

しかも、その天皇陛下側近は政治問題には口出しできないお立場である。お気の毒なことに。

 

そこで、報道筋の情報ではあるが、北海道真厚長の予算問題。現在の状況を完全復旧するには町の年間予算の7年分を要するという。まぁ大雑把な情報ではあるが。後出しのカネはかくも大がかりである。自然の力を侮ることなく地道に先行投資していれば遥かに少ないカネで手当てできたのに・・・と思う。その間にもクニは壊れて行く。政治不安が進むと、このクニのことなので情勢はクーデターへと向かうような気がしてならない。

残念   行政は何をして居るのかナ?

 

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\13-069国土が壊れる 原発問題からの敷衍

2018-09-09 15:33:27 | この道の先に

風の谷通信No.13-069           変換ミス訂正

承前:先出しのカネと後出しのカネの違い。

原発の解体時期に入った。一旦建設して稼動させた原発の解体には膨大な時間とカネがかかる。現在のところ、ほとんど稼動させなかった(できなかった)もんじゅにも大金と30年の歳月を掛けるという。ムダ金の典型だ。

全く以てつまらん物を作ったものだ。人体に有害な放射性物質を掘り出して、発電所を建設して、ムダ金を使って、そして廃棄に苦労する。まるで私の小遣いのムダ使いとおなじレベルだ。しかも、廃棄物は人間の手に負えない。

もう一つの事例はフクシマ原発の水だ。汚染水をタンクに貯め続けて結局は海へ放流しようという。判り切った逃げ道だ。全世界の批判を浴びるのではなかろうか。水が溜まること、そしていずれは人力が及ばない程に溜まることはまるで自明のことであった。判らないという人がいたらそれはその人が狂っている。この問題はカネの後・先とどうつながるのだろう。判らん。

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13-068国土が壊れる 原発問題からの敷衍

2018-09-08 11:30:24 | この道の先に

風の谷通信No.13-068

承前:13ー067に書き始めたテーマ、空港冠水、先出し経費、アベヨイショ を承ける。

まずは視るも無残な関空の冠水。二本の滑走路が水に漬かって使い物にならない。誘導路も同じく。その昔だれか有力者が唱えた空港建設にゼニの匂いを嗅ぎつけて飛びついた人達が推進して建設した海上空港でありまして・・・。どうにも準備期間に無理があったみたいで年間何メートルも沈降するんだそうです。まぁ正確な所は専門家の解説に任せますが。今回の事象は簡単に言って「それは想定外」という返事で片づけてあとは素知らぬ顔でしょう。根本的に民間の政策であれば厳しく糾弾されるでしょうが。それで、一旦建設した構造を破壊して作り直す訳にはゆかないし、当然沈降があるはずにして対策が講じてある訳ですからその対策を施して毎年使い続けて行くわけです。ゆっくり沈降が落ち着くまで建設を待っていては利用が遅れるぞ・・・。というのがその計画です。どっちがいいのか知らん?・・・・・・・・。使い始めてから止まると言うのもこまったことですナ。邪魔になるものはすべて『想定外』で片づけて突進・突進。

 

そして、カネの先出しと後出しの問題。全面が水没した倉敷市真備地区。干拓で有名な町です。あの水田地域へ入るとその見事さに圧倒されます。岡山県知事が語った。県としては、今回氾濫した小田川と高梁川の合流地点を下流に付け替える計画であった。構想が持ち上がったのは1989年、着工予定は早くて今年の10月。あゝ、まさに目の前で氾濫が起きた。工事をしようと思っていたのに・・・、と言い訳するか嘆くか。

事前に着工していれば何億円でできた工事が氾濫の後始末と修正工事で何百億になるかもしれない。実際の単位は別として、それくらいの費用負担の差がでることだろう。後出しの修理には十倍か百倍かがかかるのだ。

それに似た話が電柱の埋設である。あるテレビ番組のヤタケタ紹介であるが、電柱を地面に立てると1km3000万円。これを地下埋設すると億という単位になる。これが{主たる}原因で電柱の地下埋設が実現しない。だけど、今回のように膨大な電柱を立て直すことになったら破壊物の除去から地面の整備まで、準備から撤収までの費用、それと人々の安全性を加えて考えるとどんな予測になるのだろうか。予防と修繕の違いをどう認識するか?それは上に立つ人間の器量・人間性の問題である。

 

そこでもう一つ、アベさんの問題。

総裁選を前にしていかにも『アベよいしょ』の本がでた。先日の新聞広告で見た「花田編集長のつくった本」。月刊なんとかという雑誌。新聞広告の掲示で見る限り、最初がアベさん自身の記事、中ごろにアベさんは時代の求める人たといった記事、最後の方にお母さんが信三さんを讃える記事。これが総裁選に標的を絞った『よいしょ』記事でなければなんだろう。石破さんにはこんな本が出てはくれないね。みんなが忖度ゴマすりになってこのクニが壊れて行く。

この国の国土が壊れ始めている時にこんな呑気なジャーナリストがいるとは・・・。アベさんは保守じゃないですぞ。本当の保守ならばもっとまともな姿勢で国民と対面するはずでしょう。なんだか夢見る夢子さんみたな、政治の夢に溺れているだけの老人みたいですよ。

 

 

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13-067国土が壊れる

2018-09-07 10:42:23 | この道の先に

風の谷通信No.13-067           9月7日付原文を同8日に訂正編集

新聞の投稿欄の一句に有り:平穏なのは総裁選だけ、と。

列島は今、相次いで襲う自然の猛威に晒されいる。この現実を明らかにしてくれる文明批評家はいないだろうか。

 

広島市の安佐地区が二度の豪雨に見舞われた。そこでの山崩れは驚きであった。この時に熊本や大分県の日田が一緒にやられたのかな?すでに私の記憶の中でも薄れかけている。その二度目はつい先ごろの大型台風20号であり、倉敷市の真備地区が水没した。平らな低い埋め立て地区は簡単に水没した。

ところが大型台風21号が来た。これは南海で発生した時に915hPaという超大型であった。四国に上陸し、神戸に再上陸し、淀川近くを北上して神戸・京都・滋賀に吹き荒れ、大雨を降らせ、北陸に抜け、日本海を北上してさらに北海道を攻撃してオホーツクへ抜けた。オホーツク海上では時速85㎞という速足になっていたが、それでも北海道への影響は無視できなかった。

 

さて、天災が一段落したと思ったら、あに計らんや!9月4日深夜と言うか早朝と言うべきか午前3時過ぎに北海道を地震が襲った。M6.7、震度70という大型であった。襲われた峰々の姿は見るも無残である。航空写真で見ると、ごっそりと削り取られた山肌がある種の規則性を持つ方向に雪崩落ちて、黄色い山肌を露出させている。かつての広島の山崩れよりも悲惨な姿を曝している。北海道の広範な地方が半身不随になった。そこで・・・一旦台風21号の話題に戻る。

 

台風21号は強風と大雨をもたらしたが、中でも耳目を奪ったのは関空の冠水状態である。滑走路のほとんどが冠水して使い物にならない。アジアのハブ空港という目標はどこへやら、滑走路も誘導路も水の中。そこへ泣きっ面にハチ、空港へジェットへ燃料を供給するタンカーが漂流して連絡橋に衝突し橋を壊してしまった。これで空港は泉州海岸と切り離されて孤立してしまった。

となると、帰国した乗客とこれから出発する予定の乗客が合わせて空港内に孤立。空港から大阪へ帰れず、空港から外国へ出発できず、いずれにしても陸地から切り離されて孤立。おまけに停電でエアコンが停まった。暗い暑いビル内で耐えがたかったことだろう。

仮に大阪まで出ても、在来線は運行見合わせで動かなかった。

 

次に北海道。風雨が去っとた思ったら、4日の朝の地震である。つけ放しのラジオの放送を寝ぼけ頭で聴きながら、なんとなく地震だの北海道だのと聞き取れたが、夜明けまで聞き流していた。5時半頃だったか北海道で大地震というアナウンスを聴いて跳び起きた。真っ先に札幌近郊の友人の顔が目に浮かぶ。だけど大型地震の喧騒と困惑の中へ電話するわけにもゆかない。そのうちに夜が明けてさまざまなニュースが飛び込んでくる。これは大事だぞ。だけど何もできない・・・という感想。

 

そこで、現象を振り返って見たとて、それまでのこと。私の疑問はこれを防ぐだけの政治・行政がこのクニになぜないのか?ということ。特にかカネの使い方。今回の被災でおそらくは何千億円という出費がかかるであろう。このカネを後から出す限りは補修費に過ぎない。このカネを先出ししておれば建設費用になる。同じ仕事でも先出しの方が遥かに有効である・・・と思う。何百本かの電柱を取り外して起こして、新たに建て直すよりも最初から地下埋設にした方が有効かつ有益な出費になると思うのだが、このクニの政治学・財政学はそうはならないのだろうか。日々の生活に嘆く被災者、保育所がない母親、介護の手がない中堅管理職、生活保護所帯・・・。これで「美しい二ホン」とよく呼べるなあ。

こんな私ごときちり芥がボヤイてみても役には立つまい。しかるべき文明評論家が論陣を張ってもらいたい。ところが、評論家たちもマスコミもいまやアベヨイショの塊ではないか。

 

 

 

 

 

 

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13-066原発 禁忌の原子力

2018-09-01 16:36:27 | この道の先に

風の谷通信No.13-066

原発は不蝕のエネルギー。現代の人類が手を触れてはならないものだ。

 

歴史を大きく捉えてみる。

ビッグバン以来の灼熱の地表が何十億年かで鎮静し、地表にある種の液体が溜まり、元素の集合体が形成され、またある種の元素は地下に沈殿してゆく。その過程で表面環境に適合した生命体が発生する。

ここで問題は、生物(例えば人類)に適合した環境ができるのではなくて、環境に適合した生物が現れることにあると思う。例えば大古は炭酸ガスに適合した植物が繁茂していたかもしれない。それらが繁茂しすぎて酸素を排出しすぎた結果、地表環境は酸素支配となり、今度は酸素に適合した植物が繁茂することになったかもしれない。

現在の我々は酸素に適合し放射線には不適合な生命体である。だから、放射能に当たると遺伝子を破壊されて死亡する・・・といった具合に考えることができる。

自らの遺伝子を破壊するような物質をわざわざ地中から掘り出して自らを危険に曝すような愚を犯すのはホモサピエンスの名前にふさわしくないと思うのですが、如何ですかな、アベさん。その延長線上にある原発だって同じですよ、

 

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13-065原発=もんじゅ廃炉とフクシマトリチウム液

2018-08-31 16:25:38 | この道の先に

風の谷通信No.13-065

核施設廃炉の第一段。もんじゅの廃炉作業が始まった。日本原子力研究開発機構は2022年までに燃料貯蔵設備と原子炉に入っている530体の燃料を取り出し終えるという計画である。

それにしても、廃炉まで30年の過程だ・・・そうな。そして、2047年度までに廃炉を完成させることになっている・・・としている。そんなもので発電して引き合うのかいな?人類を危険にさらしてまで造る値打ちがあるのかしらん?

 

一方、フクシマの原発地域に溜まった汚染水の廃棄方法が議論されている。フクシマではこれを「汚染水」と呼んではいけないんだそうだ。ではどうする?「トリチウム水」と呼べ、という。各種核物質を除去してトリチウムだけが取り残されたもので、つまりは汚染水ではないということか。またしても、東電の矮小化方針が見える。トリチウム水は汚染水ではない=危険ではない=環境に放出できる=海洋投棄できる・・・といった論法だろうか。

だけど、汚染水であることに変わりなし。むやみに環境中に放棄してもらっては困る。

要するに、放射能は人間の手に負えるものではないのだから。

 

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13-064原爆ーメスからオスに変わる話

2018-08-16 16:44:39 | この道の先に

風の谷通信No.13-064

 

本来の原爆の話題からは逸れるが、ある種の生物の性転換について。

千島学説によればある魚は、干天などでオスが絶滅に瀕することがある。その時にメスの一部分がオスに性転換し精子を作る。それによって種族の保存を図る。

日光高原ではある種の植物が生えて成長する期間の途中で性転換するという。

種の保存のためには自然世界は想像を絶するような対策を持っているものだ。

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13-063原爆をやめるには・おんなの力

2018-08-12 16:29:24 | この道の先に

風の谷通信No.13-063

新聞のコラムに見える記事から:ジャパネット高田創業者の言葉「各国のトップがみんな女性になったら、きっと核兵器は廃絶されると思います」。なかなかいいことを言っています。

私が時々もらす政治信条で仲間内の評判が良いのにこんな考えがあります。

およそ有性生殖生物の社会は女性(メス)によって作られる。社会を作り、維持するのはメスの力である。

その世界におけるオスとは、メスが自分たちの力ではできないことをさせるために作り出した代役物に過ぎない。

 

人間社会において男が威張っているのは、一族の領土を確保し食材をかき集めているからに過ぎない。それを何を間違ったのか「オレが稼いでいるからお前らは食って行けるんだろうが!」なんて威張っている。実は女の計略に乗せられてエサ集めの役割を担っているにすぎない。この社会はあくまでもオンナのものである。オンナが子どもを生んで育てる場所であり、オトコの役割はオンナが安心してそれに励むことができる社会をつくることにあって、それ以上ではない。

これは、動物社会を見れば=クマでもキツネでもオオカミでもサルでもセイウチでもなんでも=おなじことではないか。

 

こう考えると、オトコ達が社会活動や政治活動を支配して、ついでに女も服従させて、偉そうぶっていることがおかしくなってくる。オンナの道具のくせにオンナに対する主人ぶって何になりますか、ってもんだよ。この社会の主(あるじ)はオンナですよ。

  *これらの考え方の基礎には福岡伸一さんの生命学、千島喜久雄学説、一般の動物社会学などの寄せ集めがあります。

 

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13-062原爆・平和祈念式つづき

2018-08-10 16:09:51 | この道の先に

風の谷通信No.13-062

広島市長はあいさつの中でまず原爆の惨禍を訴える。皆さん、あなたがその場にいたらと思いながら聞いて下さい、と言う。なかなか現場にいない人には想像し難い。その惨禍をもたらす原発が今なお1万4千発以上世界に存在する。想像するも恐ろしい現実であります。

そして、世界では原発への拒絶感が広がる一方で、自国第一主義が台頭し核兵器の近代化が進められ、かつての東西冷戦期のような緊張関係が再現しかねないと断じている。核兵器の破壊力や核の傘ということは核の破壊力を誇示し相手に恐怖を与えることによって世界の秩序を維持しようとするもので、極めて不安定で危険極まりないものである、と警告しています。

そんな基本認識を持って、核兵器を人類共通の価値観にしていかなければならない、と歌えています。

 

これに対して首相は相変わらず核兵器保有国と非保有国との橋渡しをするという議論の範囲に止まっています。ICANにも触れず、核兵器禁止条約についても触れず終いです。アメリカに遠慮しているのか、それとも核兵器保有願望があるのか、どちらでしょうか。基本認識は、反対論は「安全保障の現実を踏まえていない」とのこと。

それでいいのか知らん。結論はすべての核兵器を拒絶すべきことです。

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13-061 原爆慰霊祭他

2018-08-09 19:20:49 | この道の先に

風の谷通信No.13-061

 

6日は広島の原爆慰霊祭、9日は同じく長崎の慰霊祭。加えて長崎会場へは国連事務総長の出席、さらには沖縄・翁長知事の逝去とあわただしい数日が続いた。

広島市長も長崎市長も核の害悪・非人道性を訴え、廃絶を訴えたが、アベさんの『挨拶』ははぐらかしだけであった。これでは参列者たちへの訴える力はなかっただろう。

翁長知事の逝去に関しては官房長官がコメントを述べたが、辺野古の必要性を繰り返すだけで、いかに戦争を無くするかという肝心の、政治家として必須のことがらについてのコメントがなかった。

翁長知事の逝去により知事選挙の準備を急ぐべきだが、選挙結果に向けてどんな影響がでるだろうか。

それにしても誰かいないですかね、信じるべき政治家の中に・・・・・平和を訴えてくれる人はいませんか:   私たち日本のクニはいま、地震・台風・洪水・地すべり・山崩れなどでてんやわんやの時代を生きています。とてもじゃないが他国の政治に関わる力もなければ、兵器を買って戦争の準備をする力もありません。市民の生活を再建するのにせい一杯です。

心の底から平和と市民生活の再建を望んでいます。だからお願いです、争いを仕掛けては来ないでください。離れ島を盗りに来ないでください。日本の周りの漁場を荒らさないでください。

私たちの願いは平和な生活です。・・・・・・・こんなことを公言するだけの力のある政治家はいませんか。

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