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風の谷通信No.14-011
朝鮮の拉致問題を自分の責任で必ず解決します・・・という掛け声は良し。但し、あくまでも掛け声だけ。
本日朝刊の川柳欄に一句あり、曰く:
アベバル―ン 選挙間近の拉致定番
言い得て妙なり。私が常々申している通り、単なる景気付け・虚勢張りのみ。
もしも、もしも実現したら、心から謝罪しますよ、アベさん。
風の谷通信No.14-010
アベさんの外交は鮮やかです。しかし、口先とは異なって、領土と拉致に限って言えば、その成果の見通しは極めて怪しい。
まずは領土問題。二人が直接Ⓙ会話して領土問題を議論しているかのような印象を振りまいているが、実際のところメシをおごって仲良さを見せつけているだけ。話の内容は{領土問題について積極的に話し合いましょう}という話しだけ。実質はまったく進展しない。話し合いましょう、と言ってその次にも話し合いましょうと言って、それを繰り返したってなんの伸展もない。航空機の燃料費とメシ代をムダ使いしているだけ。
仮想敵国であるアメリカに国土を自由に使わせている二ホンに対して、せっかく確保した領土を渡すはずがないでしょうが。ロシアの姿勢は単なる外交儀礼。日米地位協定がある限り北方領土は還ってはこない。森さんのような対ロ信頼関係が強かった好機にまず2島返還を逃した自民党政権の責任だ。2島返還がよいかどうかは別問題として。
拉致問題も同じレベル。被害家族のみなさんには厳しいことを言うが、アベ政権はこの問題を自ら解決する意思がない。アメリカや韓国を頼りにしているが、頼りにしていることを強調するだけで、自ら行動しようという意思はナイ。もし動こうとするならば先の朝鮮支配の謝罪をしなければならない。それは日本の基本姿勢に反する。
だから、この問題はいつまで経っても政権内で放置されてしまうだろう。フクシマの核汚染物と同様に本当の責任者は頬かむりして逃げて死んでゆくだろう。事は歴史の闇に消えるまで放置されるだろう。
風の谷通信No.14-009
寝ぼけ頭で聴いたニュースを夕方にネットで見ると、生々しい事象が飛び込んできた。
現地の映像もあればアメリカの映像もある。これは大西洋を挟んでパリの現場取材している状況をアメリカから放映している。普段きいたことのないメデイアで、イギリスや、地元フランスのメディアもある。録画か同時放送か判らないが、背景が真っ暗な早朝から午後までカバーした映像がある。言葉は勿論ほとんど判らないが、修繕工事の途中で溶接作業の火が引火したらしい。あの90メートルもの塔が途中で崩れ落ちるのを見ると哀しい。最近の5回の訪問の時に必ずノートル・ダムには立ち寄った。そのなつかしい姿が壊れてしまった。
一つ学んだことだが、石の建物と見える塔の内部には膨大な材木が使われているのだ。あれじゃ木造建築だよ。何しろ800年も昔のものが、二つの大戦を耐えてきたのだから大したもんだ。それにしても大きな物を失った。人類共通の損失である。
風の谷通信No.14-008
きょうの午後は強風が吹く。
大きな空気の塊がゴーゴーを地を掃いて行く。大きな飛行船のような塊が空を賭けて行く。遥か遠くの空をヒューヒューと風が駆ける。
こんな風の日は決まって『嵐が丘』を思い出す。あの南ヨークシャーの荒れ地一面に赤いヒースが咲いていた。古い教会の荒れ果てた墓地に多分ブロンテ一家の墓もあっただろう。それにしても・・・あんな遠いところまでよくもまあ独り旅したものだ。鉄道もホテルも判らずに。おまけに目的地では雨が降っていた。雨の中へホテルを捜して踏み出して行った。あれが若さだったのだろうか。
さて、こちらは春一番だろうか。春一番には明確な定義があるはずだが、広辞苑にも大辞林にもそうした解説はない。まぁいいか。それにしてもひどい風だ。家がガタガタを震えて鳴っている。これじゃ庭と畑のチューリップが吹き飛んでしまいそうだ。
戸外は晴れて霞がかかって、いかにも花粉症が発生しそうな気配だ。ヤレヤレ。
風の谷通信No.14-007
大阪都構想をめぐる選挙は異様である。
いつかの記事によるとこの選挙に6千万円を要するという。単独での費用なのか知事+市長なのか知らないが、はたまた6千万円が3千万円なのか正確には知らないが、いずれにしてもバカな選挙である。
クロス式立候補はロシアのプーチン氏にならったものであろうか。もともと、タッグを組む相手がいなければ成立しない選挙だ。
そこで妄想。もし対立陣営が立候補しなかったらどうなるか?単独候補者の無投票当選となる。選挙費用は要らない。立候補者を有権者から支持されたを見るか、それとも無視されたと見るか。対立陣営の戦略によっては結構興味深い議論になりそうだ。こんなバカを相手にする方がバカバカしいことではないか。さて、こんな妄想はどうなるか知らん?
それで6千万円が節約できるのなら尚ネウチがありそうだ。
風の谷通信No.14-006
またしても強盗事件や刺殺事件が起きた(2019.03.21現在)。
アベさんの時代になってますます世相が荒れ行く。上は高所得を得て我が世を謳歌し下は貧困に喘いでいる。なにもゴーン会長を見るまでもない。
きょうの新聞だったかに引用されていたあの悲惨な事件。独り親の女性がこどもたちに「何も食べさせてあげるものがなくてごめんね」と書き残して一家で餓死していた。冷蔵庫には食塩しか残っていなかったという。もう数年も前の事件だ。
こんなⒿ事件を知る度に胸が塞がり、悲しみが腹の底から噴き出してくる思いがする。
それ以来世相が好転したとう気配はないし、極貧家庭を助けようという社会制度ができたという事実もない。
なんでこんな政府を持たなければならないのか。
風の谷通信No.14-005
町ぐるみ健診の結果精密の指示がって、永らく放っておいたのだが胃腸外科医院を訪ねた。検診の判定はペプシノゲン検査/陽性とのこと、なんのこっちゃ?
まえの晩からほぼ絶食状態で辛抱して検査に臨んだ。鼻から入れる方式だという。
まず鼻孔に麻酔剤(らしい)を入れる。沁みる。次に鼻孔をゼリー状の。これはなんだろう、潤滑剤かな、鼻が詰まるほどに入れる。パイプが通るレートがマヒする。
ゆっくりとカメラのケーブルを入れるが、一瞬あっ、痛い!と思う。それだけのこと。また少しずつ突っかかるような刺激を受けながらカメラが体内へ入って行く。目線の高さにあるモニターは先生の体に遮られて見えない。あの画面が見たいなあ、と思っているうちに作業が終わってカメラケーブルが抜かれた。合計20分間ほど。判定は『無事』とのこと。
鼻から入れるケーブルを使ったのは今回がはじめてであった。
風の谷通信No。14-004
この地球はだれのものですか。まるで大国の所有物のような面構えが世界を支配している。
アメリカ国民が世界の環境会議に押しかけて「われわれはこの恵まれた生活水準を放棄する気はない」とデモした。京都でのことだったかな。ロシアは豊富なウランを支配している。中国はレアアースを外交の切り札に使おうとしている。アフリカのある国々はダイアモンドを自分たちの富としているが富の分配が不公平な上に、残念ながら採掘権をどこかの国々に握られている。
まあ大雑把な知識だけど、長年かかって読み積んできた知識のおおまかなまとめである。
だけど、こんな国々はこんな権利を主張できるのだろうか。たまたまアメリカに生まれたばかりに豊かな生活を約束されているなんて不条理ではないか。たまたま遠い昔、あの地方に隕石が降り注いで高温変化が起きて、その結果として金(キン)や銀や石油が多くできたとすれば、それは彼等の独占物ではないのだがなあ。
風の谷通信No.14-003
年明けから世間がキナ臭いです。
アメリカが宇宙空間のミサイル防衛を強化するというのかな?一方の中国が宇宙に軍事衛星を打ち上げようというのかな。戦場が遂に宇宙空間に拡がる気配。中国の高官は宇宙を戦場とみなす発言をしている。
宇宙空間なんてどこのクニのものでなければ、土台人類のものでない。その空間をどんな理由で支配しようというのか。さすがにロシアも言わないことを、アメリカと中国で主張している。あるいはロシアも仲間なのかな。
二ホンと韓国が角突き合わせているうちに、更に大きなクニ同士でケンカしそうな気配。もう、もうやめてほしいよ。