風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

8-071ヒバリの巣

2013-04-19 16:26:33 | 農業日記

風の谷通信No.8-071

やはり本当の春はまだ遠かった。きのうから強風が吹き続ける。しかも寒い。きょうはまともな北風が吹きつけた。夜中からボウボウ・ヒョウヒョウと大きな音を立て、雨戸をガタガタ揺らせて吹きつけた。朝も昼間も畑仕事には冬の防寒コートが必要だった。

3月12日にトラクターで荒起しした田の畝(ウネ)が草が伸びてきて少し青みがかったところに、ヒバリの巣を見つけた。卵が4個並んでいた。きのうの昼間に見つけたがそば近くにおそらくは親と思える2羽がうろついていた。今朝もう一度見ると、卵はそのままであり、ヒバリが1羽ツツツーっと離れて行ったので多分親鳥が今もついているのだろうと思う。雛が孵ってから他の動物に見付かると絶対に引っ越すはずだが、さすがに卵4個を抱えて引っ越す力はないのだろう。それで引っ越さずに温め続けているらしい。きょうの夕方の畑には親鳥の姿が見えなかった。

それにしてもトラクターで耕した畝の上に実に見事に巣つくりしたものよ。偶然でなければとても見つけることなどできないような、小さな窪みにひっそりと巣くっているものだ。

            


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