風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

10-097ムーミンin大阪(トベ・ヤンソン展)

2015-08-19 17:52:22 | 農業日記

風の谷通信No.10-097

トベ・ヤンソンの名前はその作品の『ムーミン』と共にこのクニではよく知られています。

彼女の作品展があるという記事を新聞広告で見て気にかけていました。またしても、歯の健診で西宮へ出たついでに足を延ばしてアベノハルカスへ行き、この展覧会を観てきました。

但し、展覧会を観たとはいうものの街の印象と体調不良の印象の方が強く残りました。辛い外出でありました。

展覧会の記録はここまで。あとは街の印象・・・ヤンソンさんとはほとんど無関係なことばかり。

なにしろ、9時前に朝食を摂って歯科へ行き、そのまま食べる機会がないまま水も飲まずに15時近くまで歩き回っていたものです。いかにエアコンの中とは言え、空腹・脱水・疲れが重なってもはや熱中症に近かったことと思います。美術館の中にはうねうねと曲がりまがって長い長ーい展示があり、もちろん水の自動販売機もないし、喫茶コーナーもないし(これはないのが当然かな?)休憩場所もないし、休憩用の椅子さえ入口近くに少しあっただけ。もうヘトヘトになって壁にもたれながら係員に尋ねると「これで半分くらいです」という返事。これではアブナイと思い、係員の誘導を頼んでいったん外へ出ました。ベンダーで水を買ってガブガブ飲んでやっと一息つきました。再入場して元の地点まで戻ったもののもうゆっくりと鑑賞する気力もありませんでした。

この展示会に出かける皆さん、どうぞ体調に気を付けてお出かけ下さい。なにしろ展示品の数が400点近いのです。しかも、漫画部分の展示は小さな小さな原画が沢山にあってのぞき込むので体力を消耗します。(それに比べると本来の画家としての作品展示部分は眺めやすいです。)休憩用の椅子さえ無い美術館にはイヤー参った参った。もう、とてもじゃないがムーミンの世界を楽しむどころじゃありません。

こりゃ、展示方法を改善してほしいな。新設の美術館だから経験不足なのかもしれません。

話を戻して、地下鉄を降りると梅田寄りの駅出口からアベノハルカスへ自動的に入って行ける設定です。16階の美術館までほぼ直通のエレベータに乗ります。ところが、案内に従ってスイスイと効率よく動くので、帰りにはこのエレベータがどこにあったかさっぱり判りません。係員の誘導に従っていると、2階どまりのエレベータに乗せられて「終点の2階でございます。あとは自分の足でどうぞ」という次第。

そこからどうやって降りたのかしらん。とにかくJRの駅フロアに降り立ったものの食い物屋らしきものは何もありません。街は蒸し暑くてたまらない。しばらく歩いてみましたがもうあきらめて駅内コンビニでサンドウイッチとおにぎりを1つずつ買いました。広場の柱にもたれて喰いましたが、イヤー驚き。街の人はこんなにまずいものを食っているのか!?これがハムサンドか?これが山椒入りのおにぎりか?バサバサのパンにほとんどコメだけのオニギリ。こんなものにこんな値段が!都会ではちゃんとしたものを食うとやはり高いんでしょうな。JRの駅でこんなに高いんだ。まして30階ものビル(アベノハルカスは何階建てかな?)ならもっと高くしないと維持できないだろう。もっとも、それは私のテーマとは関わりのないこと。

繰り返します。ここへ出かける皆さん、体調を整えて充分に準備して出かけることをお勧めします。・・・きょうの記事は誰のための記録かいな?

 


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