風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

小野市好古館コンサート

2006-05-29 22:16:25 | 文化・文芸
風の谷通信 さん農園便りNo.53

きのうの日曜日は大阪でのミニライブに誘われていたのに、指の怪我で

演奏できないために欠席。代わりに隣町・小野市立好古館のクラシック

・コンサートを聴きにゆきました。

歌うのは高校の後輩で大阪音楽大学出身の声楽家。ピアノは武蔵

音楽大学出身。二人とも大学や神戸地区で活躍しています。こんな後輩の

声楽家がいるなんて全く知りませんでした。

歌は日本の歌曲、ピアノはヨーロッパの曲という組み合わせで、楽しみ

ました。

この好古館コンサートは「歴史博物館が市民に親しまれるように」という

館長の方針で続けられてきた催しで、北播という田舎地区で定着し生長して

好評を得ています。館長先生の長年の地道な努力のお陰です。

私にとって小野市は高校の町であって地元と言うわけではないのですが、

時間の都合がつく限り参加しています。地元・加西市でこのブログを読んで

下さっている皆さん、隣町のお陰で素敵な音楽が聴けますよ、どうぞ参加

して見てください。             素敵な音楽に感謝・合掌




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庭石菖

2006-05-26 21:20:11 | 文化・文芸
風の谷通信 さん農園便りNo.52

庭石菖(にわぜきしょう)  5. 28, '97

いつの間にどこから来たのか

小さな白い花がこの庭一杯に

所構わず乱れ咲いている

この野生の庭石菖は

まるで小さな向日葵の如く

陽の光と共に白く花弁を開き

夕陽とともにしぼんで姿を隠す

この広い屋敷の庭は

私が歳老いるにつれて間もなく

山野草の棲み家となり

もっとたくさんの

小さな草花が咲き乱れることだろう

  
   
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風の画家 中島潔

2006-05-23 21:44:44 | 文化・文芸
風の谷通信 さん農園便りNo.51

きょうは雨の予報でした。朝早くから小さな区画の水田を耕耘して雨に

濡れた身体を風呂で温めてから、丹波市へ出かけました。

「風の画家」と称される中島潔さんの個展がありました。彼の絵を見るのは

これで3回目です。今回は風にまつわる作品が少なくて、第1部は四季の

移ろいを描いたものが中心、 第2部は金子みすずの詩をテーマにした絵の

コラボレーションでした。いわしの大漁の詩が屏風絵のような大きな作品に

なっていました。一体何匹のいわしを画いたのでしょうか。それぞれの姿が

異なっているのです。絵を観る度に思うのですが、作者の根気たるや常人の

ものではありません。以前に観た時に気づかなかったですが、いわしの目が

白く光っていて、いわゆる「黒目」がないのです。ちょっと不気味でした。



さて、きのうは晴れで明日も晴れの予報ですが、きょうだけは雨降りでした。

小粒ながら激しく降る雨の中を加古川沿いに遡ると、視界は200mくらい

で、両岸の山は霞んでいました。さすがに山里ですから、水田は全面湛水・

代掻き済みで、しかも半分は既に田植えが済んでいます。 

ここ風の谷ではまだ春の耕耘段階で、たまたま雨が多いために水中耕耘を

しているだけです。田植えは早稲で6月上旬になることでしょう。私は

古代米を植えるので6月半ばに忙しくなります。 きょうは休農日では

なかったのですが、展覧会に出かけて良い休養日になりました。 合掌

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夕陽に乾杯と合掌

2006-05-21 20:40:00 | 健康/生命
風の谷通信 さん農園便りNo.50

17日に「夏が来る」と書いたばかりのに、きょうは暑々の夏日和、

いきなりの夏です。4日前と2日前の大雨ではなすこともなく

ポテトカウチで、それでも藤沢周平の小説を読み返していました。

「用心棒日月抄」4部作はこの歳になるとなお一層味わい深く感じます。


さて、きょうの夏日和に適した詩を呼び出したので掲載します。

夕陽に乾杯と合掌       5. 20, '00

紅色と白色のサツキが雨に叩かれて/ ひそやかに色褪せたあとの庭は/

深い 深い緑の季節だね// 

足下の雑草は好き放題に伸び上がり/ キャラの樹もコナラの樹も緑を

盛り上げて/ 紅楓さえもが緑を帯び始めて/ 風はさやかに背を流れる

・・・・・・・/ いよいよ初夏の到来だね// 

庭にテーブルを拡げてささやかに/ 独り宴の舞台を作り/ きょう一日の

自分の健闘に対して/ 自賛の盃を挙げよう//

厚雲の切れ間を西へと沈んでゆく/ 太陽に向かって乾杯し/ 

阿弥陀如来の世界に向けて合掌する/ きょう一日 独りだけの幸せでした//

                         (詩は以上・合掌)


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夏が来る

2006-05-17 15:36:48 | 農業日記
風の谷通信 さん農園たよりNo.49

読んで頂ける人は少ないけれど、相変わらず田舎の思いを都会へ

向けて発信しています。

さて、立夏から10日も過ぎると世間の姿がなんとなく夏めいて

きます。 都会の皆さんでも郊外電車に乗る人ならばその姿が目に

入ることでしょう。 まず 冬草の実が熟して黄色くなり、草も

枯れ始めました。 つい先頃まで青々していた麦の穂が心なしか

黄色味を帯びてきています。大麦よりも小麦のほうが早いみたい

です。菜の花はもう実を結び始めて、はなびらが少なくなってき

ました。 庭先ではつるバラが咲き、芍薬のつぼみが膨らんでき

ました。こならの葉は若葉から青葉へと完全に生長し終わりました。

楠木の古い葉が変色して落ちて行き、薄紅を交えた若葉に交代しま

した。 季節は確実に夏へと移っています。間もなく梅雨ですね。

田植えの季節です。山の神様が里へ降りてきて田の神になり、

農家は今年も豊かな実りを祈ります。宇宙の無限力に感謝。合掌 
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