風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

11-073酷暑日記 追加記入あり

2016-07-31 18:11:35 | この道の先に

風の谷通信No.11-073将来に文章を書くのための記録

・・・に果たしてなるのかな?     (追加記入あり)

おとといの夕方、畑作業に限をつけようと考えて頑張ったら、仕上げる直前に脱水症状が始まり、意識しながらも我慢して作業を終えて帰宅したがそれこそ倒れる寸前だった。かろうじて帰り着いて水を飲んで助かった。

昨日は早朝から暗くなるまで神戸にいて、途中の11時頃と15時頃に三宮駅のずっと東のほうから元町2丁目まで合計2回往復したら汗をかきすぎて、水を飲んでも飲んでも乾きが収まらなかった。それも、日傘を差して歩いたのに。

 

明けて今朝は6時、旭日を左45度に受ける寝室の窓際が既に36℃。なんだと???驚いた。台所に入ると同じほどの暑さだったが、直射日光を受けていないのに既に33℃。仏間も同じく読経中にも吐き気を催すほどの不快不快。急いで1階の窓を開けて換気を図る。敵わんなぁ。

仏壇詣りを終えて窓を閉めて外出。畑作業をして喫茶店へ。コーヒーと水とお茶を飲んで身体を休めてから帰宅。またしても1階の窓を開けて風の入り口で休憩。

 

15時に急な雷雨。雨が終ってから買い物に出て、帰宅途中で畑作業。17時半に帰着すると台所の室温がまたしても33℃。午後に日陰に入って室温が下がったたはずの寝室が34℃。さすがの私もこりゃたまらん。遂に台所のエアコンを動かす。冷房稼動。これで野球放送を観る。

追加記録

そう言えば、今朝の喫茶店で、近くの席の男が電話を受けて驚きの声を挙げた。何・・?熱中症・・?それで・・・あゝそう。よく知らせてくれた・・・。と言った会話をしていた。話題が話題だけに抑制された声ではあったが、熱中症による緊急事態だと思えた。夕方のテレビニュースでも何件かの死亡事故を伝えた。

こんな記録が・・・使えるかなあ・・・。


11-072関東に大地震

2016-07-28 00:31:52 | この道の先に

風の谷通信No.11-072

眠れないままに起き出してネットを開くと、まず目についたのが地震情報。つい先ほど関東北部で大きな地震が起きたことが報じられている。23時47分過ぎ。この時刻だと朝刊に間に合うのかナ?

震度も地域的な拡がりも大きいぞ。・・・読んでたら眠くなってきた。あとは朝刊待ちということか。

これで、フクシマを放置したままで(どこかの原発を)再稼動するのはコワイぞー。


11-071沖縄いじめ 高江ムラのヘリパッド

2016-07-23 20:48:27 | この道の先に

風の谷通信No.11-071

もはやアベさんが意固地になって沖縄イジメをやっているとしか思えない。大きな電波メデイアや全国版新聞が殆んど報じない中で権力が好き放題に行動して、小さな(人口150人の)高江ムラをイジメている。高江ムラのヘリパッドの問題は地元沖縄でも大きく叫ばれていないのを良いことに、大部隊の警察を投入してムラ人達を暴力的に排除している。中学や高校で起きているイジメのレベルである。ここでの警察は権力に与する暴力団である。親切な駐在さんはこの中にはいないです。

アベさんが、多くの国民の眼から隠れた処で傍若無人の振舞いである。それも、沖縄以外の警察機動隊を使って、自分の手を汚さずにやる。一般国民に届くのは僅かなネット情報が頼りである。皆さん、現地報道のブログを覗いて観て下さい。ブックマークを掛けませんが、少なくとも二つ・・

リテラ(7/23)と田中龍三ジャーナル(7/23) を紹介します。

沖縄の人達はどうして独立宣言しないのですか。観るのも悲しい闘争です。

 

 


11-070日常を取り戻す

2016-07-21 19:55:37 | この道の先に

風の谷通信No.11-070

やっとやっと、パリ旅行記を終えた。今回の帰国後の不調は尋常ではなかった。行路中の過労だろうか、時差ぼけにしては酷すぎた。

さて、ボケーとした頭で日記を書いたり、ニンジンを播いたり太ねぎの植え床を準備したりしているうちに月日が動き・・・当然のことながら・・・はや1カ月半も過ぎてしまった。高齢者が世間から取り残されそうな感じがした。ここらで、遅駆けながら一くくりしておこう。

まずはマスゾエの辞任、その後始末よりも先に参議院選挙、そしてマスゾエのあと始末の都知事選。だと思ったら小池の乱だの病気上がりの言いがかりだの、自民党のウラ交渉だの、ややこしい。おまけに週刊文春が要らんことをして世の中を混乱させている。それで?マスゾエの問題はもう終わったの?訳の判らんカネ遣いをそのままにして、もう終わりでいいのか知らん。

さもありながら、永六輔・大橋巨泉両氏の逝去。巨泉さんのコラムが終わったからある程度予測はしていたが、永さんの病状は知らなかった。戦後を彩ったラジオ界の巨人とテレビ界の巨人が相次いで亡くなった。年齢は1歳違い、亡くなったのが5日違い。時代が動く。アベ政権と言う憲法無視の政権によって日本というクニが壊れて行く時に、二人の巨人が亡くなった。折しも沖縄でまたしてもひと騒動が持ち上がっている。高江ムラのヘリパッド建設工事。どうあっても暴力を使って住民を排除してでも工事する、という政権の姿勢がはっきりしている。高江ムラの住民をベトナム住民と見立てて空襲訓練をした時とほとんど変わらない姿勢で高江ムラをイジメているらしい。

かつての官房長官が『自衛隊は暴力装置』と言って問題になり、結局は辞任させられたが、法理論的には正しい発言だったはず。先日は共産党の役員が「国防費は人殺しの予算」と言ってすぐに更迭されたが、これも理論的には正しいはずだ。自民党側がこれを非難する権利はない。

そこで、高江ムラのヘリパッド工事。これが二ホンのすることか。ヤマトンチュのすることか。沖縄の皆さん、どうして独立宣言しないのですか?独立宣言を阻害するのはどんな問題ですか?

 


11-070パリ旅日記21069

2016-07-20 18:01:37 | 旅日記

風の谷通信No.11-069

6月11日

気ままに街歩き。市役所東の朝市らしきところを通り抜けてノートルダムの裏側をまわってゆく。外壁の飾りの精巧な細工には感心するが、あの魔除けの魔物の姿には違和感がぬぐえない。あれは怪物だ、物の怪だ。その点、日本の古代神道はよろしい。平和ですなぁ。あの魔物は日本でならばせいぜい屋根に鬼瓦を置いて魔除けにする程度でしょう。

サンミッシェルからリュクサンブール通りへ。先日観た中世の壁を通過してパンテオンの前のカフェで朝食。リュクサンブール通りを降る。セーヌの水嵩がだいぶ低くなった。欄干の足許や橋脚の金網などにゴミがいっぱい。市役所まで戻り、地下鉄でイエナへ向かう。

市立近代美術館:アルベルトマルケ展。日本品は現在ドイツへ貸出中とのことなので観覧を止めて、隣のギメ博物館へ入る。アジア各地から集めた石像・仏像・仏画などを展示。曼荼羅のような絵や塑像もあり、特に石像に施した彫刻の精密さに感動。

目に留まった地域は、古代中国・カンボジア(クメール)・ベトナム・インド・パキスタン・アフガニスタン・ガンダーラ等々。

それにしても、これだけの文化と技術をなぜ侵略し破壊したのか。西欧文化と政治力の大きな罪を思う。

6月12日

いよいよバルビゾンへ行けなくなった。電車を使うにも片道2時間かかるという。交通ストライキのせい。あきらめて街歩き。バスティーユ広場の朝市を見る。雨の中ながら結構混み合っている。寒い!カフェに入って雨宿り。小止みななったところで歩いてリパブリック広場まで。

この広場がまたまた汚い。中心に立つ女神の像がスプレーの落書きで汚れている。足許の台座も汚れている。イヤイヤ、汚しているのです。気の毒に。

あゝ、パリ日記の最後が汚れた女神像の話しとは情けない。あすは旅立ち。