風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

10-094風の谷通信

2015-08-10 03:00:43 | 農業日記

風の谷通信No.10-094

暑いです、連日の暑さに参っています。早朝と夕方だけ畑に出て、昼間は玄関先で寝転がっています。それでも暑いです。環境保護・電力節約を目指して昼間は冷房を使いません。

どうした風の吹き回しか私のフェイスブックにアンジェラ・アキのページが現れました。先週からカリフォルニアに「帰っている」そうで、気候が乾燥している・・・と書いています。

カリフォルニアとは言わず、このクニでも暑さには閉口します。広島ではまたしても集中豪雨が起きていまして、そんな中で雨を乞うのは不謹慎ではありますが、イヤまったく、、もう雨が欲しくて仕方ないです。

朝早くに目覚めて(現にこの文章の書き始めが午前3時前です)5時半頃には動き始め、6時半に畑に出て作業にかかります。もう朝陽が畑に照り付けています。畑は草丈が伸びてほぼ胸の高さにあり、トラックを降りて畑に立つ否や草の放つ蒸し暑い蒸気に包まれます。水やりの軽作業や草刈の重労働やといろいろですが、ほんの少し動いただけですぐに汗びっしょり、頭がボワーンとなり、目の前が緑色に曇ってぼやけます。汗が「出る」というよりは肌に滲み出してそのまま肌に張り付いている感じです。蒸し風呂に入っている感じで、アブナイ、アブナイ。

雨が欲しい。気象情報ではいつでも「ところによりにわか雨」だの「雷を伴って・・・」だのと言うけれど、一向に降ってはくれません。きのうも入道雲が現れて北の空が暗くなり雷も鳴ったのに、雨は降らず雲は去ってゆきました。落胆!広島では昨年の山崩れの被害がありました。南九州でも豪雨被害が繰り返します。お気の毒の言葉しかありません。しかし、この地方には・・・北九州から中四国はもとより近畿・北陸・東海・関東に至るまで「乾燥お気の毒」なんて表現はありません。

今年の秋から初冬にかけて、野菜が不足しそうです。今のところキュウリやナスその他の果菜類が豊富に出回っていますが、一方で植え付けが不足しています。秋に出荷するはずの葉菜類の植え付けが進んでいません。今のところキャベツの定植時期なのに、それが毎朝せいぜい20株程度しか定植していません。暑くて暑くてやりきれない。代りに高原野菜や寒冷地の栽培が進んでくれればよろしいのですが。

この時期にこんな気候の話を書いていていいのだろうか。国会も渋谷も広島や長崎の慰霊祭も不穏な状態が続いているというのに。夜明けのニュースで、二階総務会長がアベさんを支持すると表現したそうです。9月の自民党総裁選挙への動きが始まります。暑い夏は不機嫌な秋へと動きそうな気配です。

 

 


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