風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

今年最後の農作業

2007-12-31 20:21:51 | 季節の便り

風の谷通信 No.2-226

 年の暮れ、最後の一日。 今年最後の農作業。

 冬の初めに耕起しておいた畑の水抜きをする。
耕地整理前にはこの田の位置を上流の土田(どた)から
細い溝が川へと向かっていたもので、今でもその水脈が残って
いて、いくら土を運んでもこの流れに流されてしまって、乾か
ないだけではなく、土を流してしまう。水脈とは怖ろしいものだな。

 その畑に入り、泥田の中で水抜きの溝を切る。10?置きに
畝の向きに対して排水溝を90度に切り込んで、水を横へ流す。
 先日来の雨でたっぷり水を含んだ畑はなかなか流れてはくれ
ない。まあ、とにかく溝を切っておけば乾燥するに従って少しず
つでも排水してくれる。 
 
 これで今年の農作業は終了した。ただし、「完了」ではない。
「完了」は永遠にナシ。
 

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庭掃除と植替え

2007-12-30 18:52:47 | 季節の便り

風の谷通信 No.2-225

 年の瀬が迫ってあと2日。 きょうは朝から庭の整理にかかる。
まず、アロエの植替え。本当はこんな寒い時節にするものでは
ないのだが、なにしろ数年間放置してきたので、根は鉢にまとい
ついていた。とにかく植え替えて古根を取り除き、新しい土を
いれてやった。金沢のブログライター杉の子さんにならって、
稲藁の布団をかぶせて霜除けとする。
 次に、ルピナスを庭に植える。これも本当は移植を嫌う植物な
のだが、秋にポットに播いた種が順調に出芽して生育している
のを遅くならないうちに庭に移してやった。なんとか活着してほし
いものだ。ただし花が咲くのは’09年春のこと。
 こうした庭の花壇に何かを新しく植えつけるには、そこにはび
こってきた笹竹の根節や、ボケの根茎・ミントの根茎を駆除しな
ければならない。これらは一度植えつけるとあとは強烈な繁殖
力で遠慮会釈無く繁殖してゆくのでまったく困ってしまう。初期の
願いとは無縁に庭の邪魔者になってしまう。まるで「故郷の廃家」
の庭になってしまうのだが。

  幾年ふるさと来てみれば 咲く花 鳴く鳥 そよぐ風
  窓辺の小川のささやきも 馴れにし昔に変わらねど
  荒れたる 我が家や 住む人 絶えてなし

 これでも庭の整理がだいぶ進んだものだ。帰郷して長年、庭
のことなど意識さえしなかった。ここ4年間は世話をしたので、
少しずつ変わってきている。なにしろ、田舎では小さいとは言え
それでも240坪の屋敷に建坪が40坪と附属の小物が併せて
も10坪ほどで、残りは露天の庭だから手が回らない。その中
で次の春にはレンギョウ・忘れな草・かすみ草・芍薬とすずらん
が咲いてくれることを期待している。

 

 

 

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ノースポールと竹

2007-12-29 22:33:36 | 季節の便り

風の谷通信 No.2-224

 年末寒波の予報である。正月帰省の道は大変であろう。
ところが今日の昼間は異常に温かくて秋の終り頃のようであった。
姫路の親戚に寄ると、庭先に特徴のある鋸刃型の幼い葉が
拡がっている。なにやらあらん? ノースポールである。
 これは春の花だろうが!? いやいや、幼い本葉どころか既に
白い花が咲いている。去年の花が咲き終わってタネを放出した
のがそのまま庭に定着している。これで大寒に入ってどうなるの
だろうか。正月寒波を乗り切ってそのまま咲き続けるのだろうか?

 ここ数年間、特に今年の夏以来、季節の姿が変わってしまって
どうにも感覚がズレてしまった。夏に切り倒して薮に放置していた
竹を持ち出してみると、サナギが一杯住み着いていて、中には
成虫になって竹の幹の中でうごめいているものまである。この
竹は使い物にならないのですべて焼却処分することになる。
そもそも夏に竹を切るのが間違いで、竹は寒中に切らなければな
らない。それを承知である事情によって夏場に切ったのだが
やはり無駄であった。

 ノースポールの花はうれしいが、竹は骨折り損だった。

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誕生日です!

2007-12-26 18:59:32 | 世相あれこれ
風の谷通信 No.2-222

 誕生日です! 本日をもって「古希」です。
還暦を迎えた時になんだか自分の人生に自信が湧いたのですが、
古希となるとまたまた自信たっぷりの思いです。
 なぜかな? 曰く「不可解」

 こんな調子だともう7年後に「喜寿です!」と言いながらまだ
トラクターに乗って頑張っているかもしれないなぁ、と思います。
 
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農村へ来ませんか

2007-12-25 18:37:25 | 農業日記

風の谷通信 No.2-221

 先の記事(12/16)に少し関連しますが、この小さなムラでも
高齢化が進み、将来像が暗くなりつつあります。
 そんな中で何人かがムラの運営についていろいろ考えています。

 ところで都会の消費生活者の皆さん、この田舎へ来ませんか?
ただ遊びに来てもよいし、農作業の手伝いに来てもよいし、さらには
黒豆のオーナーになるとかナスやキウリのオーナーになるなんての
もいかがですか? 
 まだムラの中で議論が進んでいる訳ではないけれど、何らかの形
で都市との交流ができればよいと思いますよ。きのうも近くの都市の
消費者と話したのですが、近づく食糧危機に向かって、とにかく農村
との接触を確保しなさい、と奨めておきました。単に仲良くなるか、
農作物を売ってもらえるほどに親しくなるか、田んぼや畑を貸して
もらえる程に親しくなるか・・・色々な段階があるとは思いますが、
とにかく農村・農家との直接接触を確保しておくことが必要です。
自分の予測およびある種の予言的解説の解釈から判断して、あと
20年以内に食料危機が訪れる可能性がある、というのは私の
観測です。その時になってどう動くのか、事前の備えはどうするのか
それぞれの人生観が問われます。   

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