風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

7-116台風が逸れて

2012-09-30 17:58:12 | 季節の便り

風の谷通信No.7-116

恐怖を覚えるような大型台風が接近してきたが、逸れてくれて助かった。もっとも紀伊半島方面の人達はやはり直撃をうけておられるのでお気の毒で、こちらが手放しで喜んでは失礼にあたる。

台風は南に在るとき、中心気圧が900hPa以下という怖ろしい姿だった。北上するに連れてその値を超えたがそれでも移動速度と風速が徐々に高まってきて、恐怖が増してきた。

木曜日にトラクターを入れて、タマネギの植え床予定地を耕し、その上に発酵堆肥とモミガラを乗せて準備しておいた。そのあと急に台風が北上し始めたので、これはヤバイな・・・と感じた。このままではモミガラが吹き飛ばされて、せっかくの作業が半分だいなしになるだろう・・・・と。

ということで、きのう土曜日の午後遅くから再度トラクターを引き出して耕耘し、畝を立てた。何年か前から連続でモミガラを投入した区画は土が軟らかくて作業しやすい。ふかふかのタマネギ畑が整った。堆肥もモミガラもウネの中に混和されてその姿を消した。

問題は植えるべき苗が不作なこと。今年はタネが不足しているとの連絡があったので例年よりは多く播いたが、その発芽が悪くて苗が不足しそうだ。ヤレヤレ


7-115詐欺1億3000万円?

2012-09-25 19:16:05 | 世相あれこれ

風の谷通信No.7-115

またしても医学部裏口入学に関する詐欺事件。それも1億円を超える。

受験生が医学部不合格になった。ある医学博士が裏口入学を持ちかけて300万円を受け取った。この詐欺師はこのカネを当の大学へ渡しては居なかった(当然だろう)。当然ながら、この受験生は合格できなかった。そこで、この詐欺師博士はまた別の大学への交渉を持ちかけて、母親から更に1億3000万円(この金額は1億300万円かも知れない)をせしめた。勿論このカネは無効な訳で、すべてムダカネということ。

なぜ明らかになったのか事情は知らないが、とにかく警察の知るところとなった。警察の発表では更に別口があって被害総額は1億数千万円になるだろうという。もっともテレビニュースを流し聞いただけだし、ネットニュースにもまだ詳しい情報は出ていないので、金額については不正確である。

それにしてもいつも思う。よくもまあそれだけのカネがあるものだなあ、と。裏口入学の詐欺は毎年途絶えることがない。加えて振り込め詐欺も同じような被害が繰り返される。裏口入学は子供のためならば犠牲を厭わない親心のせいであるし、振り込め詐欺も同じようなものだろう。

しかし、70歳80歳という親の手元に何千万円というカネがあることが不思議でならない。こちらさまにはその百分の一でも自由になるカネはないのに。加えて1億ものカネを積んででも子供を医学部へ入れたい親心を理解しかねる。入いれないのなら入れなきゃいいんだよ。イヤさ、入いらなきゃいいんだよ。親に無心してカネを積んで無理して入っても、学問についてゆけなきゃ仕方がない。医学の勉強なんて並大抵のものじゃないんだよ。自分が損するだけだろうが。

 


7-114維新の会

2012-09-24 19:21:36 | 世相あれこれ

風の谷通信No.7-114

派手な話題を呼んだ維新の会だが、いささか勢いが落ちてきた模様。さてどうなることか。

筆者は早いうちから「こりゃダメだ」と考えてきた。いくつかの政策に賛成できないから。その明細は省くとして、先日来大阪市長と政党党首を兼任するとか、近付く選挙に300人の候補を立てるなどと夢物語を喋っていることに信頼が置けない。つまりは、国政に対する姿勢に賛成できないからということ。

急いで参加した7人と、追いかけて参加希望する2人の国会議員たちは早まったのではないか。維新の会は間もなく失速するだろう。政治音痴の素人判断だけど、当たるか外れるか、どっちにしても生活に影響はないが、とにかく花火だけ上げておこう。あとは結果を見るだけ。どうせはずれても責任は負わないのだ

 


7-113暑いけど秋ですね

2012-09-22 20:27:05 | 季節の便り

風の谷通信No.7-113

秋ですねーーー。陽光がこがね色に変わってきた。早稲の刈り取りが終わって稲田の半分が空いた(すいた)。丘の斜面の青がややすすけ始めた。緑深い柿の樹の中に黄色い実が浮き出してきた。萩はまだ咲かない。マンジュシャゲもまだだ。

昼間は暑いけど、それでも30℃を下回ることが多くなってきた。きのう、必要があってススキの穂を捜しに出かけたら、土手の斜面のカヤ草の穂が出始めていたのを見つけた。これを刈り取って一束持ち帰った。

朝の光の中で、車の荷台の花桶の中に立てたススキの穂が輝いている。逆光のススキは輝いて美しく見える。ついでに畑の傍でエノコロ草をまとめて刈り取っておいたのが、これも逆光に輝いている。エノコロ草はもう間もなくこがね色に輝くことだろう。夏の草はすべて秋の実りに入った。

クリの実が大きくなってきて、気の早いのは登熟しないままで落ち始めている。ムシにやられた訳でもないのに奇妙だな。それはともかくとして、畑仕事が忙しくなるぞ。


7-112反日デモ続き

2012-09-18 18:41:35 | 世相あれこれ

風の谷通信No.7-112

相変わらず派手なデモをやっている。日本車に幼児連れで乗っていて「日本車だから」という理由で破壊されて、車中の子供がおびえていたという女性の話は哀れを通り越して滑稽でさえある。なぜなら、何の罪もない母親を、日本憎しの憂さ晴らしの犠牲にしているのだから。

ジャスコを攻撃したデモ隊は中に入って高級品を略奪し、得物を振りかざして喜んでいるのだから、きのうも書いた如くに、既にデモを通り越して盗人になっている。損害額はジャスコだけで25億円だという。

同時にあのクニの体制は無法国家となった。外務当局の報道官が「責任はすべて日本にある」と言っているが、自国に入り込んで正当な経済活動をしている企業を無法に襲撃破壊して構わないという理屈はなかろう。お陰で、中国人の仲間の働く場所が消えうせたのだからななお更天につば吐く行為であり、中国人自身がその無法を嘆いたらよろしい。

本来、例えばパナソニックは小平の要請によってかのクニの経済発展を助けるべく進出したのに、今になって敵視され破壊されるべき理由はないのだ。気jに入らなければパナソニックを送り返したあとに、破壊なり焼き捨てるなりすればよろしい。・・・・と言っても通じないか。日清戦争以後の屈辱については良く知ってはいるが、最近年にこのクニがあのクニに対して行った友情については何も知らないのだ。遠山教授の砂漠緑化活動や、宮脇教授の長城近辺の緑化事業については何もしらないのだ。教えられては居ないのだろう。パナソニックやイオンが進出した背景もしらないのだ。いわば『恩知らず』の集団なのだ。だから小日本に反対することしか知らない。おまけに共産党政府が気狂いの無法集団だ。まあ、行き着くところは戦争だろうな。

そして、街中のデモの性質が変わりはじめている。反日から反共産党政権へと変わりはじめている。ということは、デモの群集の中の動きが分かれて少なくとも二つの集団ができると言うことか。それを見て取った政権が、急遽反政権デモ規制へと方針を転換しつつある。しかし、海上では相変わらず狂気が支配しているらしい。公船が日本の接続水域に入り、対ベトナム・対フィリピンに実効支配を押し広げたのと同じ手法で日本を攻撃しようとしている。

日本人はおとなしいからこういった侵略に対抗するのは下手である。政治家達が「毅然とした態度で・・・」とか言っているが、それがどうするのだ??????