先週発表されたペンタックスの超小型レンズ交換式カメラ"Q" 、発売前から相当の関心を集めているようだ。
ターゲットは女性層や、少し凝った写真を撮ってみたいアマチュア向けのようで、価格はやや高めだ。交換レンズは一挙に5本も発表されてびっくりしたが、うち3本はトイレンズと冠された、いわば遊びに使うようなレンズで、価格も数千円からと極端に安い。
ウェブ上の掲示板やブログを見ていると、比較的好意的な意見が多い。一方価格が高すぎるとか、デザインが今ひとつという意見もちらほら見られる。
僕自身も結構関心を持っていて、情報を集めたりカタログをもらったりはしている。買うかと言われると今手持ちのカメラで間に合っているから買わないけど、懐具合に余裕のある人はおもちゃを買うような感覚で買ってしまうかもしれない。
あまりシリアスなマニア向けにしていないところがミソなんじゃないかという気がする。まじめに考えると、これをレンズ交換式にしてどういう意味があるのかとか(望遠レンズは使いにくいだろうし、数字上F値が明るくても撮像素子が小さいので自然なボケは得られない。デジタルのぼけ補正機能があるが、それならフィッシュアイレンズ効果も補正でできそう・・・)考え込んでしまう。ペット的、おもちゃ的にに楽しむなら、これは今までにないジャンルの製品だ。
ただ、本体を買えば後から交換レンズとかを買い増す事になってしまうだろうから、やはりトータルでは高価な印象はあるな・・。