ウリパパの日記

自由気ままに・・・

春霞の大洗海岸の日の出 2021.2.22

2021-02-22 20:49:18 | 日の出・月の出

昨日は初夏の陽気となり、水戸、笠間で最高気温22.1℃を観測しました。今朝はその暖気が残り、水戸の最低気温は3.1℃と冷え込みが和らいでいます。先週土曜日以降、本州の南海上から暖かい高気圧に覆われ続けているため、日増しに気温も上昇。今日は水戸で昨日を0.1℃更新する22.2 ℃を観測しました。

今朝は、春霞の中からの日の出を見るため、大洗海岸へ寄ってから出社としました。気象衛星の画像を見ると太平洋上に雲はありません。湿度が高く気温も高いためダルマ朝日は期待薄。それでも海霧の中の幻想的な日の出が見られそうです。

 

日の出時刻は6時18分。1月に比べると30分近く早くなりました。5時前に起床して大急ぎで朝食を済ませ、アパートを5時20分に出発。約40分で大洗海岸の駐車場に到着です。駐車場は5割ほど埋まっていました。海を見ると水平線に雲はありません。でも予想通り霧に包まれています。水平線から昇る太陽を拝めるか見妙な感じです。

いつもの海鳥の姿が見当たりません。海鳥の激写?を諦め、潮具合が良く干潮に近い状況だったので、海岸に降りて神磯の鳥居越しの朝日を待つことにしました。降りれば、鳥居の中からの太陽を拝むことができるのです。今日は平日にも関わらず、多くの方が朝日を見に来ていました。驚いたことに海岸にも数多くの三脚がセットされています。1分置きに自動撮影しているカメラもありました。それに加え、周囲には身軽な若者が溢れていて、海岸(堤防との間の狭いエリア)も相当な密状態・・・

 

予定よる少し早い6時17分過ぎに、ぼんやりと太陽が姿を見せました。霞の中に突然姿を現したので、いつものようにキラリと輝く高揚感はありません。

 

ヴェールに包まれて全く眩しくない太陽です。

 

ダルマ朝日にはなりません。真ん丸ではなく、何となく歪んだ形に見えます。昔、愛宕山から見た四角形の太陽を思い出しました(確か3月だった?)。

 

 

 

今日はひし形っぽい太陽です。肉眼でも直視できます。

 

鳥居の中からの日の出は、昨年2月のダルマ朝日以来。他の方の迷惑にならないように、しゃがみ込んでの撮影です。しかも、デジタル一眼、コンデジ、携帯と3つのカメラを持ち替えます。携帯は某気象会社のレポータとして投稿するためです。前のおじさんは横に寝そべってカメラを構えていました(笑)。波しぶきがかからないのでしょうか・・・

 

太陽が完全に姿を現しました。

 

高度が上がるにつれ、次第に明るさを増していきます。ちょうど漁船が太陽の下を通過。

 

鳥居の中をゆっくりと昇っていきます。周囲の皆さんも、鳥居の中に太陽を収めようと場所を移動して、ちょっとした混乱状態です(笑)。皆さんとても礼儀正しく、順番にベストポジションを譲り合っていました。

 

ようやく鳥居の高さまで昇ってきました。

 

そして、鳥居の上からの御来光。眩しい朝日です。

 

今年の大洗海岸での日の出は、今まで雲と海鳥?に支えられてきました。でも今日は太陽が主役です。

日の出時刻が早くなってきているため、大洗海岸での日の出は今週で打ち止めとします。次はは東海上(100km以上)の雲次第。もちろんチャンスとなれば訪れる予定です。祭日の明日は、低気圧の通過後で前線の雲がかかりそうな気配。暖気と寒気の温度差があるので雲が発達しそうです。その後は冬型の気圧配置となり、筋状の雲が日の出を邪魔しそう。うーん、無理かな・・

 

 

コメント
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