鳥屋の福寿草群生地の次に向かったのは、相模湖近くの千木良地区の底沢の里。鳥屋から車で30分弱です。国道20号から中央線と中央高速に沿って城山方面へ向かい、1kmほど奥まったところにたたずむ山里です。駐車場が無さそうなので、途中の空きスペースを見つけて車を停めて歩きます。
底沢地区の七ツ淵には4年前の2月に一度訪れたことがあります。ただし雪化粧していたため福寿草には気づきませんでした。昨日は春の陽気で、民家の裏山に咲く群生がすぐにわかりました。
ネットで保護されている群生地は崖の上。私有地で立ち入ることはできません。道路から見上げます。冒頭の写真も斜面に登り、遠くから望遠で撮影したものです。
コンデジでズーム。
ちょうど満開です。見事な群生です。
道路沿いの崖でも沢山の福寿草が咲いていました。
福寿草を見ながら少し先へ進みます。
桂林禅寺というお寺が左手にありました。
お地蔵さん。
のどかな山里です。
民家の石垣にも一輪の福寿草。
帰りに再び群生地の脇を通ります。この辺りは南側に山林があるため、日が差し込むのは午後に入ってからとなります。
帰りに七ツ淵を訪れます。美女谷の照手姫の物語です。
照手姫が黒髪を洗ったと言われている七ツ淵。4年前に訪れたときは、何かが水中に飛び込む不気味な音を聞いたことを思い出しました。昨日はほとんど水が流れていませんでした。
さらに上流に進むと倒木があり、行き止まりとなっていました。
鳥屋と底沢の福寿草群生地は、いずれも見ごたえ十分。底沢の群生地は崖の上も私有地の中にあるため、外から眺めるだけになります。昨日は、2か所合わせて2時間近い散策で、目標の12500歩を軽くクリアしました。