出張陶芸その３

前回、石膏に泥しょうを流し込んで、作品の型を取るのに
材料の磁器が足りなくて、失敗してしまった作品の続き・・

堺まで出張して作るのは、なかなか大変な為・・
型を取るまでの委託をお願いしてきました。

必要な磁器土の在庫が無かったり
上手く型が取れなかったりと、色々あったのち・・

一応、お願いしていた２つの型が抜けたということで
削る為に、会社を休んで行って来ました！

着いてみると、窓際に白い球が２つ並んでいましたっ。
元々発泡スチロールの球で型をとったので、
スチロールのツブツブまで、面白いぐらいそのまま綺麗に出ています！

真っ白ということもあって、
一見すると、発泡スチロールのよう。

でも、持ってみるとかなり重い・・・

これをランプシェードにする予定なので
光りを通すぐらい薄く削っていかなくてはなりません。
型を取る時に、あまり薄いと上手く出来上がらないという懸念があり
しっかり厚みがあるので・・なかなか大変な作業・・

朝の１０時から始めて、１４時まで一心不乱に
綺麗な球形のまま削っていきました。

なかなかはかどらず・・あまり思ったほど薄くなっていない・・
しかし、時間も無くなってきたので
今度は模様を彫って、その部分だけでも薄くしていくことに。

１７時まで頑張って！
私的にはかなり薄くなったと思ったのですが・・
先生方によると、まだまだ光りを通すのは難しいのではないかと・・

せっかく時間もお金もかかった作品・・
ここで妥協して焼いて、全然光を通さず、
ただの白い球になるのは辛い・・

ここは・・頑張って金曜日にも出来るだけ削ってみることに。

本当は、２つ共削る予定でしたが
とてもとても無理・・・

今年の作品展に、ひとつだけでもなんとか出品したい！！