kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「音符と昆布」

2008年02月16日 00時40分16秒 | 映画
劇場招待券が当たったので、
映画「音符と昆布」を観に行ってきました。

それにしても、大阪では敷島シネポップで
夜19時55分~の1回・・しかも2週間のみという短い期間だったので
危うく観そびれるところでした・・・ふぅ。

題名から、「かもめ食堂」的な
ゆるゆる系の内容を思い浮かべていたのですが・・
自閉症をかかえる姉と妹の物語でした。

ストーリーは・・・
幼い頃に、嗅覚を失った小暮もも。
しかし可能性はゼロではないということで
敢えてフードコーディネーターになる道を選んだ努力家。
古びた木造の一軒家に父親:浩二と2人で暮らしている。
作曲家の父は、多忙で出張が多い。
この日も、父は不在で恋人の聡と朝食の準備をしていた。
そこに、見ず知らずの女性が尋ねてきた。
「小暮かりん、25歳です」と名乗ったその人は
ももは知らされていなかったが、正真正銘ももの姉だった。
しかし、かりんは火星人と同じぐらい理解不能な人だった。
彼女は、自閉症の一種アスペルガー症候群なのだ。
それから、2人の全くかみ合わない共同生活が始まった・・・


自閉症という難しい役を池脇千鶴が好演!
そして、その自閉症の姉に振り回されるもも役には市川由衣。
見た目は今時の女の子だけど、とても繊細な心を持っている感じを
押えた演技で表現していました。

そして、母:妙子役には、元国際線客室乗務員で
TVのさんまの「から騒ぎ」で一躍有名になった島田律子。
彼女は、実際に弟さんが自閉症で
それについて書いた彼女の本を読んで
監督が感銘を受けてオファーしたそう!

なかなか独特の世界観のある作品。

ありふれたゆる~い日常を映しているようでありながら
障害を持った姉妹の心の交流という深い作品でした!


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