kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「クライマーズ・ハイ」

2008年06月25日 23時27分43秒 | 映画
「クライマーズ・ハイ」の試写会へ。

1985年8月12日、群馬県・御巣鷹の尾根に日航機123便が墜落。
死者数は520人にものぼり、
単独機事故としては世界最大の惨事となった。

当時、地元紙の社会部記者として事故の取材にあたった
作家・横山秀夫が、この体験を基に17年かかって書き上げた作品が
今回映画化された。

ストーリーは・・・
1985年8月12日、群馬県の有力紙・北関東新聞社。
趣味のロッククライミングを翌朝に控えた悠木がデスクを去ろうとした瞬間、
ニュース速報が響き渡った。
「羽田発大阪行き日航123便が墜落した模様。乗客乗員524名-。」
騒然となる社内。ワンマン社長の独断で
大事件の全権デスクに任命された悠木は、
「全国紙に負けられない」と地方紙の意地を見せるが
混乱する現場、妬みや苛立ちに激昂する社内、
加熱する全国紙との報道合戦に巻き込まれていく・・・

原作も読んだし、2005年のNHKの連続ドラマも見たけれど
今回の映画でも圧倒された。

騒然としている社内の様子や、
毎日ギリギリの締め切りに追われている様子、
そして、社内の権力抗争など
どれもがリアリティに溢れていて
見ているこちらも緊張感が走るほど!

内容は知っているのに、ハラハラドキドキして見てしまう。

配役も上手く、脇役の人達も見事に成りきって演じていて
それぞれそういう人物が本当にいそうに思える。

そして、日航機事故は、
私の幼心にも衝撃的であの時のことはよく覚えている。
その事故が基になった展開なので
余計に感情移入してしまうのかもしれない。

それにしても、違うと思ったらはっきりと違うと言い
納得すれば自分の考えも押えたり合わせたり出来る女性よりも、
つくづく男性の嫉妬心や妬みの方が
プライドというやっかいなものを持っている分
根が深くて怖い気がする。


最新の画像もっと見る