kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「幸福な食卓」

2007年01月10日 23時13分50秒 | 映画
今日も試写会へ!

第26回吉川英冶文学新人賞受賞
瀬尾まいこのベストセラー小説の映画化
「幸福な食卓」

ストーリーは・・・
ある日の朝食の席で
「父さんは、今日で父さんをやめようと思う」
というショッキングな決意表明から始まった・・
中原家は、『朝食は家族揃って』が原則で
重要な発表はその時に行うと決まっていたのだった。
しかし、3年前のある事件から家族は崩壊してしまう。
父は教師を辞め、兄は学年一優秀だったのに
農業を始め、母は家を出て一人でアパート暮らし・・
中学生の佐和子は、普通じゃない家族のカタチに
心を痛めるものの、日常は穏やかに過ぎていた。
そんな時に、佐和子の前に転校生の大浦くんが現れる・・


私は原作を読んだことが無かったので
何の予備知識なく行ったのですが・・
題名からは想像出来ない、切ない話でした。

主人公の佐和子には、
“ミスマガジン2005”グランプリ獲得で
一躍脚光を浴びた北乃きい
彼女の新人とは思えないナチュラルな演技に感心っ。

そして、彼女の心の支えとなる大浦くんを
演じるのは、今や映画にひっぱりだこの勝地涼
いつもポジティブだけど、他人の心も思いやることの出来る
素敵な大浦くんをリアルに演じていました。
個人的にも、こんな素敵な子が近くにいれば
好きにならずにいられないだろうなぁ~と思うキャラクター。

そして、全編を彩る音楽を担当しているのは
日本を代表するヒットメーカーの小林武史。

さらにMr.Childrenが
この映画のために新たにレコーディングし直した
名曲「くるみ」が主題歌としてラストで流れます。
やっぱり、ミスチルはいい曲作るよなぁ!!と
周知の事実を改めて実感。

家庭としては、大変なことが起きるのに
淡々と物語は進んでいくのですが
それが逆にリアルな感じをかもし出していました。

兄の直ちゃんの恋人のコバヤシヨシコが言う言葉
「恋人や友達は、自分の努力次第でなんとかなる。
 でも家族は自分の力ではどうにもならないもの・・・」
 
家族って、傍から見るよりも様々なことが起きていて
近すぎて分からなかったり
分かろうとしなかったりすることが多いのだろうなぁと。

是非、原作も読んで見たくなりました!


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