kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「ブラックな会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」

2009年11月12日 22時47分42秒 | 映画
今日は
「ブラックな会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
試写会へ。

2ちゃんねるの書き込みから生まれた
ある青年の悲惨でおかしい実体験を映画化した作品。

ストーリーは・・・
高校中退、26歳ニートのマ男(小池徹平)は、
母の死をきっかけに一大決心。
プログラマの資格を取得し、必死に就職活動をする。
だが、落ち続けること数知れず、
ようやく採用にこぎつけた小さなIT企業は、
想像を絶するブラック会社=問題企業だった!
サービス残業・徹夜は当たり前。
納期を目指して、毎日デスマ(デスマーチ:死の行軍)が続き
ありえない仕事量を残業残業でこなしていく日々。
給料はといえば安月給だし、
周りにいるのは、責任感のない上司に無能な同僚、
精神状態不安定の先輩、無関心な社長と、
マ男の我慢もピークに達し、
「もう俺は限界かもしれない!!」となるのだが。
果たして、マ男の運命やいかに…。

最初にタイトルだけを見た時には
ホラーなのかな・・と不安に思ったけれど
かなり悲惨な体験だけど、見てる方は笑える作品。

「キサラギ」の佐藤祐市監督が
テンポよく漫画的なノリに仕上げてある!

キサラギでもそうだったけれど
登場人物のそれぞれのキャラクターがしっかり作りこまれていて
面白い☆

小池徹平がニート→こき使われる新入社員を好演していた。
そういえば彼は実在する人物を演じることが多いなぁ。

そして、嫌~な上司役を品川が熱演していた。
本当に腹立つ奴だったもの!
でも最後には・・・

それから品川に関係のあるシーンが
エンドロール後にあるので
すぐには席を立たれませんように。

最初は地獄のような日々に思えるけど
なんだかんだいって楽しそう~に見えるのは・・・
映画だからなのだろうな・・

大抵の人は、色々あるけれど
「こんな会社じゃなくてよかった~」と思えるのでは?
私もその一人!