普段通っている陶芸教室では、教えてもらえない技法を教えてもらえる
臨時講習会が開かれるということで、
堺市泉ケ丘まで、行ってきました!
場所は、少し前までクラフトパークでも講師をしていた先生が
持っている「喜楽歩」という陶芸教室&窯
泉北高速鉄道の「泉ケ丘」からバスで10分程走っただけなのに
緑の多い田園風景が広がる景色。
かなり田舎までやってきた気分です。
そんな所に、山小屋風の建物が見えてきました。
自家製の梅ジュースなどの飲み物を筆頭に
ランチなどもやっている喫茶室の奥に陶芸教室がありました。
今日は、作りたい形を石膏で型を取る技法を学びます。
そして、取った型に「泥ショウ」という
磁器や半磁器をドロドロに溶かしたものを流し込んで
作品を形成するのです。
こう書くと、とても簡単そうに思えますが・・・
これがなかなかどうして・・大変っ!!!
まずは、石膏で型を取る利点としては・・
・何個作っても同じ形が出来る
・手でロクロを引くよりも、かなり薄く仕上げることが出来る
しかし、反対に欠点としては
・全ての部分が同じ厚さにしか出来ない
・たくさん作れそうに思えるが、石膏が水分を吸ってくれるのを待つので
意外と1つ作るのに時間がかかること。
以上の点を踏まえて、各々作りたい型を持ってくることになっていました。
コップを持ってきている人や、
風鈴を作りたいと土で形を作って来ている人など。
私は、かなり薄く仕上げることが出来るという利点を生かして
ランプシェードなどを作れるといいなぁ~と
φ300(直径30cm)の発泡スチロールで出来た球を持ってきました。
(磁器を電動ロクロで大きく作ろう、
薄く作ろうとしても、ヒビ割れなどが入りやすくて難しいのです・・)
でも、この選択が後々大変なことに・・・
まず石膏で型を取るというのは・・
例えば「リンゴ」であれば、一番出っ張っている所を境に
上下2面で取る事が出来ます。
しかし、少しでも出っ張りがある形なんかだと
2面では難しく(型が抜けなくなる・・)
3面や4面などになることもあったり・・・
そして、私達は初心者なので、2面で取れる方が簡単で
石膏の技法も理解し易いということでしたが・・
結構みんな作りたいものの形は譲り難く、結局4面取りになっている人も・・
私は、球形なので、もちろん2面でOKなのですが・・
如何せん大きい・・・
先生にも、初心者でこんな大きな形を持ってくるとは!
とあきれられる始末・・
だって、せっかく作るんだったら大きいものが作りたいんだも~んっ。
写真のように、まずは上半分だけを石膏の型を取る為に
下側に土で土台を作って、丁度半分になる所に垂直にぐるっと
タタラ板(土で作ったもの)を一周させます。
大体3ヶ所ぐらいに、石膏をしっかりと合わせて止める為の
爪を取り付けます。
石膏が流れ出ないように、タタラ板に、塀をぐるっとまた1周。
水1.5リットルに、石膏を溶ける分量まで入れて
右周り100回、左周り100回かき混ぜます。
「ミルクスラリ」と呼ばれるまだまだドロドロの状態の時に
頂点から流しかけます。
タタラ板の塀の部分にしっかり溜まるまで掛けたら・・
今度は、石膏をもう少しかき回して
「マヨネーズスラリ」と呼ばれるどろっとして流れ落ちない程度の硬さに!
それを上から順番に乗せて、上からぽんぽんっと叩き落として
本体の発泡スチロールから、全ての面に3cm覆うようにします。
石膏は、最初はフワフワで白いので、
まるでホイップクリームを沢山塗ったケーキのように見えます。
おいしそ~。
小さい形の人は、水200~500ミリリットルで足りるので1回でOK!
私は、とにかく大きいので、
この作業を3回も繰り返さなくてはなりません・・
それも、石膏は途中から急に硬くなってくるので
洗面器の中で固まってしまって、使えなくなったり・・大変・・
全面覆いつくしたら、石膏がある程度固まるまで少し待ちます。
その間に、石膏は熱を持つので、
ホイップケーキから湯気が立つほどっ!
そして、片面の石膏に覆われた部分は決して外さず
反対向けにして、もう一面も同じようにして石膏で覆います。
そして、全面を石膏で覆い尽くして、固まるまで少し時間を置いたら
型から、本体をはずします。
本当にぱかっと割れて、発泡スチロールも綺麗に壊れずに
取り出すことも出来ましたっ。
わ~いっ出来た~♪
かなりしっかり綺麗に型は取れていて
発泡スチロールの粒粒の部分も分かる程!
しかし、朝の10時開始で最初は15時半には終わるはずだったけれど
みんなの形を見た途端に、
(今日は17時までかかるな・・)という印象だったのですが
それでも無理で、結局片付けまで終わったのは
なんと・・・20時!
10時間いたことに・・・途中疲れてきて投げ出しそうになるほど・・
みなさん、本当にお疲れ様でした~。
「泥ショウ」を流し込んで、実際に作品を作るのは
また後日、講習会を設定してもらうことになりました。
臨時講習会が開かれるということで、
堺市泉ケ丘まで、行ってきました!
場所は、少し前までクラフトパークでも講師をしていた先生が
持っている「喜楽歩」という陶芸教室&窯
泉北高速鉄道の「泉ケ丘」からバスで10分程走っただけなのに
緑の多い田園風景が広がる景色。
かなり田舎までやってきた気分です。
そんな所に、山小屋風の建物が見えてきました。
自家製の梅ジュースなどの飲み物を筆頭に
ランチなどもやっている喫茶室の奥に陶芸教室がありました。
今日は、作りたい形を石膏で型を取る技法を学びます。
そして、取った型に「泥ショウ」という
磁器や半磁器をドロドロに溶かしたものを流し込んで
作品を形成するのです。
こう書くと、とても簡単そうに思えますが・・・
これがなかなかどうして・・大変っ!!!
まずは、石膏で型を取る利点としては・・
・何個作っても同じ形が出来る
・手でロクロを引くよりも、かなり薄く仕上げることが出来る
しかし、反対に欠点としては
・全ての部分が同じ厚さにしか出来ない
・たくさん作れそうに思えるが、石膏が水分を吸ってくれるのを待つので
意外と1つ作るのに時間がかかること。
以上の点を踏まえて、各々作りたい型を持ってくることになっていました。
コップを持ってきている人や、
風鈴を作りたいと土で形を作って来ている人など。
私は、かなり薄く仕上げることが出来るという利点を生かして
ランプシェードなどを作れるといいなぁ~と
φ300(直径30cm)の発泡スチロールで出来た球を持ってきました。
(磁器を電動ロクロで大きく作ろう、
薄く作ろうとしても、ヒビ割れなどが入りやすくて難しいのです・・)
でも、この選択が後々大変なことに・・・
まず石膏で型を取るというのは・・
例えば「リンゴ」であれば、一番出っ張っている所を境に
上下2面で取る事が出来ます。
しかし、少しでも出っ張りがある形なんかだと
2面では難しく(型が抜けなくなる・・)
3面や4面などになることもあったり・・・
そして、私達は初心者なので、2面で取れる方が簡単で
石膏の技法も理解し易いということでしたが・・
結構みんな作りたいものの形は譲り難く、結局4面取りになっている人も・・
私は、球形なので、もちろん2面でOKなのですが・・
如何せん大きい・・・
先生にも、初心者でこんな大きな形を持ってくるとは!
とあきれられる始末・・
だって、せっかく作るんだったら大きいものが作りたいんだも~んっ。
写真のように、まずは上半分だけを石膏の型を取る為に
下側に土で土台を作って、丁度半分になる所に垂直にぐるっと
タタラ板(土で作ったもの)を一周させます。
大体3ヶ所ぐらいに、石膏をしっかりと合わせて止める為の
爪を取り付けます。
石膏が流れ出ないように、タタラ板に、塀をぐるっとまた1周。
水1.5リットルに、石膏を溶ける分量まで入れて
右周り100回、左周り100回かき混ぜます。
「ミルクスラリ」と呼ばれるまだまだドロドロの状態の時に
頂点から流しかけます。
タタラ板の塀の部分にしっかり溜まるまで掛けたら・・
今度は、石膏をもう少しかき回して
「マヨネーズスラリ」と呼ばれるどろっとして流れ落ちない程度の硬さに!
それを上から順番に乗せて、上からぽんぽんっと叩き落として
本体の発泡スチロールから、全ての面に3cm覆うようにします。
石膏は、最初はフワフワで白いので、
まるでホイップクリームを沢山塗ったケーキのように見えます。
おいしそ~。
小さい形の人は、水200~500ミリリットルで足りるので1回でOK!
私は、とにかく大きいので、
この作業を3回も繰り返さなくてはなりません・・
それも、石膏は途中から急に硬くなってくるので
洗面器の中で固まってしまって、使えなくなったり・・大変・・
全面覆いつくしたら、石膏がある程度固まるまで少し待ちます。
その間に、石膏は熱を持つので、
ホイップケーキから湯気が立つほどっ!
そして、片面の石膏に覆われた部分は決して外さず
反対向けにして、もう一面も同じようにして石膏で覆います。
そして、全面を石膏で覆い尽くして、固まるまで少し時間を置いたら
型から、本体をはずします。
本当にぱかっと割れて、発泡スチロールも綺麗に壊れずに
取り出すことも出来ましたっ。
わ~いっ出来た~♪
かなりしっかり綺麗に型は取れていて
発泡スチロールの粒粒の部分も分かる程!
しかし、朝の10時開始で最初は15時半には終わるはずだったけれど
みんなの形を見た途端に、
(今日は17時までかかるな・・)という印象だったのですが
それでも無理で、結局片付けまで終わったのは
なんと・・・20時!
10時間いたことに・・・途中疲れてきて投げ出しそうになるほど・・
みなさん、本当にお疲れ様でした~。
「泥ショウ」を流し込んで、実際に作品を作るのは
また後日、講習会を設定してもらうことになりました。