My Pug Log

「MY PUG」は、生前のパグの名前『舞』から摂ったものです。
これからは夫婦二人を、気ままに綴っていきます。

「剱岳 百年目の真実」を観て

2010-01-06 09:26:17 | 情報
4日、東洋大の独走になってしまった箱根マラソン、結果は後で判るからとチャンネルをBS-TBSに変えてみると、剱沢からの剱岳が画面に出ている。題名を見ると「剱岳 百年目の真実」、好評だった映画「点と記」の撮影記録でもやっているのかと見ていると、国土地理院の制服を着た職員がザックを背負って岩場を登っている。あまり慣れてないのか、ホールド・スタンスの取り方が不安定で危なっかしい・・・と見入ってしまう。画面には、国土地理院北陸測量部のスタッフが「カニのたてばい」を登っている姿、大きな背中の荷物はGPSの測量機器らしい。経緯は判らないがどうも柴崎芳太郎から百年目、当時の測量値2998mの値を、現在の新しい機器で測量し直そうというものだ。百年前の明治40年、貧弱な装備で登った記録は映画「点と記」で周知のこと、その時の測量値が「2998.02m」で四捨五入して「2998m」となり、その後昭和5年には「3003m」、昭和43年写真測量で「3003m」、平成16年今までなかった三等三角点が新たに置かれ「剱岳 2998.6m」の値が求められ四捨五入で、正式に「2999m」が剱岳の標高値となったという。地元富山では長年「剱岳3千米峯」を願っていて、放映された「百年目の真実」にとせめて一米だけでも高くなり「剱岳 3000m」になるよう願望している様が写されていた。今回の再測量で、柴崎氏が測量した場所が、祠の後ろの岩盤であることで測量値「2998.42m」が出された。いずれにしても「剱岳 2999m」が・・・選定日 明治40年7月13日 選定者 柴崎芳太郎の名前が剱岳の点と記に正式に記され、その下の欄に平成9年7月?日 山田明も新たに記されているのが映し出されていました。唯々、頭の下がる思い。
コメント (1)
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