海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

風土

2007年06月03日 13時30分48秒 | まちづくり・ボランティア
「よそもんに何がわかる!」

ちょっと生意気なことをあるHPに掲示板に書き込んでしまいました。

以下コメント

まちづくりに関わっていると。この手の話は、よくあることらしいです。

そこで「風土」という言葉を使って説明する人がいました。「風土」は、その土地の人だけでできるのではなく、風の人(よそから来る人)と融合してできるのだと・・・。

ここまでは、皆さんどこかで聞いた話だと思います。

この話を読んで、私は、風の人がどのような動きをしなければならないのかを考えていました。

「見えないけれど、見える」「見えないけれど、感じる」です。

ここまで

このコメントでは私が何が言いたいのかわからないと想います。

まちづくりのポイントは、よその人に自分たちのまちを知ってもらうか。というところに尽きます。

そのために自分たちのまちはどんなまちであるか知らなければなりません。知るためのエネルギーを惜しんでいてはならないのです。まちづくりをしようと決意した住んでいる人の義務のようなものです。

自分たちだけでまちづくりが成り立ち、成功とするならば、まちづくりは必要ありません。そんなことはありえないからです。

「地産地消」と言う言葉を私が嫌いな言葉だということは、このことなのです。

「よそもんに何がわかる!」は、確かによそもんには、きつい言葉です。立場、考え方は違ってもそのまちを想う気持ちは同じであると理解しないで「よそもんに何がわかる!」を連発すると誰も寄り付かなくなるのが見えてしまうのです。

維新のとき尊皇攘夷を唱えた若者たちが、世界を情勢を知り、列国の植民地支配からの手を阻むために富国強兵を実践した。外国人技術者を招きいれ、欧米のあらゆるものをモノマネといわれながらも学んだ。日本人ならわかるはずです。

風と呼ばれる人もまちづくりでは、日本人ですからどのように振舞わなければならないのかも知らなくではなりません。

風の人は、その土地の「木ーマン」を見つけることです。

風は目に見えませんが、「木」が枝を揺らすことを見ることによって風が吹いていることがわかるのです。

「木ーマン」の見つけ方は別の機会に・・。




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