海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

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出先機関の統廃合

2007年10月02日 08時15分20秒 | 地元のこと
「明るい社会賞」受賞と言うことで推薦者の方々にお礼を兼ねて挨拶をしてきた。

東郷自治区の区長の黒木氏と話をしていた時、行政と市民を結びつけるものは、何かと言う話になった。

言い換えれば、行政に携わる人たちの基本のような話である。区長は「行政の人間だったらモノができる前に行動を起こさなければ・・・」と話をされた。含蓄のある言葉だ。ハコモノができて、マニュアルができて、結論がでて動くことは簡単だ。しかし、行政マンは、何もない状態から市民に理解してもらえる行動が大切であるということらしい。

それは何か。「信頼関係」だ。まっさらの計画を進めるにあたって、住民への理解が最初のハードルとなるが、信頼関係をどう築くかでその後がまったく変わってくる。目に見えない小さな行動が大きな事業に役に立つものだ。計画ありき、事業ありきではない、「市民ありき」と言うことなのだと理解した。

よく「日向市はうまく行っている」と多くの方からお褒めの言葉をいただく、誰をと特定の人を褒められているのではなく、日向自体が行政も市民も住民も一体となって汗をかくことを厭わなかったからの言葉だろう。

出先機関の統廃合で県内の自治体がゆれていると聞く、出先機関と地域の自治体との連携はどうだろう。市民との信頼関係はどうだろう。より良い関係を結ぶことができないようでは、現在の財政、インフラの整備度から統廃合はやむ終えないかもしれない。

住民や市民が大きな視点に立って統廃合の問題を捉えることができれば、また違った結論が出るのかもしれない。

モノ(結論)ができる前にやることがきっとあるはずだ。

日向は、それができている。こんなことを感じたあいさつ回りだった。


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