海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

木材の話

2009年10月15日 14時03分50秒 | 木材
近頃、読者が増えたのか、カウンターがやたらと上がります。良い傾向なのかも知れませんが、楽しいブログにしていきたいと思います。

宣伝をするつもりはないのですが、結構、知らない人が読んでくれているので驚いたりします。もうついでですから、ドンドン!このブログを宣伝してください。

ちょっと変わった視点で書いているのが受けるみたいで、「また、海杉が変なことを考えている」と言うような・・・。

で、ブログを読んでいる何人の方から木材の話をしてくれという要望を聞きました。

木材の話でよければします。

今、日南市では、かつてない杉、杉で毎日のように話題が新聞、テレビで報道されています。新聞を切り抜いているのですが、話題が豊富なこと!!JR九州の「海幸山幸」もそうです。

焼酎ブームを仕掛けたという西川りゅうじん氏がポイントは、「健康」だったと言います。そして、タレントにさりげなく「焼酎の話題」にもっていくとのことでした。健康とは裏打ちされたデータが必要です。

数年前の講演会での話です。

杉の場合はどうすれば良いのでしょうか。

海杉は、「杉の応援者」を作ることだと思いました。

杉の応援者に答えることができる産地が生き残ることのできる候補です。宮崎は、その候補になろうと考えたのです。

では、杉も「健康」で!と考えるのは短絡過ぎます。

海杉は「デザイン」だと思っていました。

「デザイン」です。しかし、デザインだけでは、意味がありません。

どうしてか?

当然の話ですが、売れなければ何にもならないのです。

でも、逆にデザインの段階で「売れる売れない」を考えないようにしました。

と言うのは、杉の産地サイドが貧弱だったのです。

林業者、木材業者の考えるイメージが中途半端だったのです。しかも、一体でやろうとする一枚岩とはなっていないのです。

実は、行政もそうです。

そして、求めるのは、早急な答え。「売れる」なのです。

「仕掛けをする」と言うことは、獲物が仕掛けに嵌らない可能性もあるのです。

焦りは、いつの時代でも今までの苦労を一瞬にして灰にしてしまいます。

デザインは、印象を変えるというところにポイントを置きました。

印象を変えるという意味は、今までの既成概念を壊すと言うことです。

誰に対してか?

それは、身内に対してなのです。

この話も続くですね。