海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

地方自治の行方

2008年03月06日 00時38分44秒 | まちづくり・ボランティア
地方分権が上手くいかないらしい。

どのようにすれば、上手くいくのだろうか?

海杉は、海杉なりの答えを持っている。

民主主義が、根付くには、人々がさまざまな経験をしなければならない。多数決が民主主義ではない。名もなき、多くの民衆の考えが、政治や社会のシステムに反映されることが、民主主義の原点だ。人々は、平和を願い、社会や生活の安定、個々の幸せを願う。

海杉は、今の日本の地方分権は、欠けているものがある。都市だけで日本という国が成り立っているということを考えている人も多い。

話を変えてみよう。

小さな村のある雑貨屋には、売れる商品が2つ置いてある。石鹸と歯磨き粉だ。毎日、売れる。結構、利益率がいい。とにかく売れる。歯ブラシやタオルも置いてるけれど、せいぜい、1週間にひとつくらいだ。他のものも1ヶ月にひとつだろうか?

雑貨屋の店主は、それだったら、店を石鹸と歯磨きのみにしようと当然、考える。
実際に石鹸と歯磨き粉だけしか置かなくなった。

すると途端に売り上げが落ちていく。石鹸や歯磨き粉で利益が出ているのに運転資金がすら、間に合わなくなる。

商売をしてる方なら、誰でも知っていることだ。雑貨屋が雑貨屋ではなくなれば、雑貨を買いに来る人は、次第に足が遠退く。当たり前のことだ。

商売人は、「損して徳とれ」と言う言葉を大切にしてきた。

地方分権も同じことが言える。日本という国も大都会が全てではない。お互いにないモノを補完しあいながら、成り立っている。

人間の体でも同じだ。脳が大切だからと言って、手足を切り落とすことは、誰も考えないだろう。