海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

とうとう起きた!木製遊具事故

2007年04月11日 23時33分05秒 | 建築関連
小学校の遊具、支柱折れる 児童ケガ
 11日午前10時40分ごろ、大垣市野小学校で、児童が、校庭にある木製のう遊具で遊んでいたところ、支柱1本が折れ、地面に転落した。

推測

1.この遊具の木製の部分が腐っていたのではないだろうか?

2.児童ひとりが30kgとすると40人で1200kgの力が2本の支柱に掛かっていた事になる。薗上で飛び跳ねれば、あの支柱は、折れるかもしれない。
かなり大きなモーメントが掛かるだろう。

3.平成元年だと多分防腐剤はCCAだろう。もし、AACやCUAZ,ACQだったらと思うとちょっとぞっとする。クレオソートではないと思う。

4.正規の遊具なのかも調べないとならない。でも、古タイヤが使われているのであまり遊具メーカーのものではないのかもしれない。

5.基礎はないみたいだ。コンクリートの基礎がないものは、素人の製作なのかも知れない。

6.折れたところは、腐っていないように見えた。

7.業者が点検をしているということだが、本当にきちんと点検したのだろうか。針で刺す貫入試験は多分していないだろう。

8.岐阜県と言う場所から樹種は、カラマツか杉のどちらかだろう。

9.基本設計がなされていないような気がする。

推測からの感想
全国の小学校の素人が製作した遊具に関して全て点検する必要では・・・。
できれば、専門家の手で点検をし計画設計強度の見直しが必要では・・・。
古い木製遊具の中でクレオソートやCCAは大変危険であることの認識があまりないのでは・・・。
アスベストのようにならないうちに安全な撤去の対策が必要では・・・。
大体の目見当で作られた遊具は、想定外の荷重掛かれば破壊してしまいます。原因になります。安全率をしっかり計画された遊具が安全なものであるという認識が自治体の担当者のもの欲しい。


正規の木製遊具が悪い扱いを受けなければ良いなあと願っています。風評被害が一番怖いですね。