私が、福島邸さようなら見学会をなぜ行うか!
それは、壊され行く建物の最後を「より多くの人に看取ってもらいたい」という気持ちからです。
建物の解体は、建物にとって死です。
300年生きた建物の価値を誰が決めるのでしょうか?
私は当然、家主であると思っています。しかし、建物の価値を評価すル人は、家主だけではありません。周辺の人やその家を見た人たちです。そして、私は、普通の建物であれば、誰も家の解体には興味をしめさないと思いが、価値のある建物には当然多くの人たちが集まります。
なぜ、私がボランティアでこのような見学会を行うか?
それは、最後の可能性にかけているからです。
より多くの人にこの建物の価値を知ってもらい、もしかして、建物が行き続けることができるのならという想いからです。
最後の足掻きかもしれません。しかし、その価値は、あります。幸い、家主も協力的でした。そして、このことに対して、多くの方が協力をしていただき、このようね見学会ができたのです。
そして、人数は何人来るかわかりませんが、この建物に興味のある人が集まって私の話を聞いてくれると思います。
私は、政治家でもタレントでもありませんから、話は、下手で面白くないかもしれませんが、建物がもしかすると行き続けられるならという思い出、この福島邸の価値を解説し続けます。