海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

古民家再生体験会 「もちなが邸」 土の巻

2011年11月07日 07時37分40秒 | 古民家
古民家再生体験会 「もちなが邸」 土の巻

漆喰の話でした。

漆喰って石灰と海苔と麻だけでできているそうです。



とても、勉強になりました。



実際に壁に漆喰を塗ってもらいます。




今回は、神奈川県から来た人も飛び入りで参加!

次回は、「竹の巻」 飛び入り大歓迎ですよ。

福島邸の動き

2011年09月06日 10時47分34秒 | 古民家
昨日、福島邸の保存について打ち合わせがあった。

福島邸の移築保存ができると喜んだが、一部のみの移築のようだ。

江戸期の部材を使って移築するらしい。

担当する業者の方の話によると構造材と造作材で江戸期のモノを解体して取り出し、それを新築に使用するとのことだ。

そうなるとプロポーションは、変わるだろう。

残念だが、業者の方の話だと技術的に無理だそうだ。

できるだけ、現状保存をお願いしたいが、現場をみる解体状況だとそれも難しい・・・。

解体に当たっている作業の方は、暑い中、一生懸命やられていた。

台風の中、見学に来られた方の想いが、通じたと思ったのだが・・・。

まあ、解体して消滅するよりも一部でも残り、多くの人がまた見に来ていただけるようにしたいと考える。

そのためには、もう少し、ボランティアで協力するしかない。

建築保存と古民家再生は違うことを多くの方に理解してもらえればと思う。今回の打ち合わせの話を聞くとどうも、古材利用建築くらいかなあ?


300年の歴史を閉じる福島邸

2011年06月28日 08時06分16秒 | 古民家
電話が、鳴りやまない!

でも出れない!

もう一度に何百人も押し寄せると説明もうまく出来ませんでした。

お昼頃には、少し気持ちの余裕ができ、説明が終わると拍手までいただき開催して本当に良かったと感じました。

現場の説明では、少しわかりにくかった点もあったと思います。

見学者からの質問がいくつかありましたので答えようと思います。

なぜ?この建物が貴重なのか?

存在自体が、奇跡に近いものなのです。宮崎市の市街化されたど真ん中に現存していたことが・・・。

確かに改築や改装などをしてその不備から保存容態は良くないのは確かですが、人が住んでいるということは、ある意味仕方がないことです。現に見学会の日でも福島さんは、畳の部屋で寝ていました。(10時に前に見せることができなかったのは、そのためです。お約束ですから・・・)

記録がしっかり、残っていなくても形式や様式で江戸時代のモノであることは、はっきりわかります。それが、建物の半分しかないとしても、しっかりしたものが建てられた当時のものであることは、間違いないのです。オリジナルがあることに価値があるのです。

この建物は、近くの工業高校生が、実習として使っていました。江戸の様式、明治の様式が残る建物を一度に学べる場所は、全国捜しても宮崎の福島邸だけだったと思います。文化財としての価値だけでなく、建築業界の未来の業界人としての育成にも大きな貢献を果たしていると思います。


800人 福島邸さよなら見学会

2011年06月27日 09時16分30秒 | 古民家
雨の中、800人近い一般の人が福島邸の見学会に来ていただきました。

予想は、晴れれば600人、雨だったら300人でした。

しかし、大雨の中、傘をさして開会の10時を100人近い人が並んでいました。

お目当ては、福島家の所蔵品販売でした。


昼過ぎには、落ち着きましたが、それでも、見学者は途絶えることはありませんでした。

疲れた、疲れた・・・。

福島邸さよなら見学会をなぜ行うか!

2011年06月26日 03時14分50秒 | 古民家
私が、福島邸さようなら見学会をなぜ行うか!

それは、壊され行く建物の最後を「より多くの人に看取ってもらいたい」という気持ちからです。

建物の解体は、建物にとって死です。

300年生きた建物の価値を誰が決めるのでしょうか?

私は当然、家主であると思っています。しかし、建物の価値を評価すル人は、家主だけではありません。周辺の人やその家を見た人たちです。そして、私は、普通の建物であれば、誰も家の解体には興味をしめさないと思いが、価値のある建物には当然多くの人たちが集まります。

なぜ、私がボランティアでこのような見学会を行うか?

それは、最後の可能性にかけているからです。

より多くの人にこの建物の価値を知ってもらい、もしかして、建物が行き続けることができるのならという想いからです。

最後の足掻きかもしれません。しかし、その価値は、あります。幸い、家主も協力的でした。そして、このことに対して、多くの方が協力をしていただき、このようね見学会ができたのです。

そして、人数は何人来るかわかりませんが、この建物に興味のある人が集まって私の話を聞いてくれると思います。

私は、政治家でもタレントでもありませんから、話は、下手で面白くないかもしれませんが、建物がもしかすると行き続けられるならという思い出、この福島邸の価値を解説し続けます。






築300年の福島邸 清掃ボランティア

2011年06月11日 06時21分03秒 | 古民家


宮崎工業高校生と福島邸の清掃作業を行ってきました。



30名近くですると2時間ほどできれいになりました。

これでさよなら見学会も開催できます。

福島さんは、きれいになった居間で寝ると喜んでいました。

福島邦成邸

2011年02月17日 06時29分24秒 | 古民家


宮崎の偉人100選の中の一人 「福島邦成」の家だ。

このような宮崎が大切にしなければならない歴史の遺産を何とか残せないものだろうか。

難しいことは、十分承知の上で…

日南市 飯田医院 も地元の方が、頑張っている。