日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

云いよう

2011年04月20日 | 仕事
ミスの直しをしていた時、出たよ…と思った事が一つ。
性格悪いよと云うか意地くそ悪いよと云うか、指摘の仕方にエライ棘があるんですよね。
残存部が余りない破片だったのですが、縄文が施文されていたので口縁部として実測しました。
が、実は底部だったんですね。
口縁部でも違和感が全くない破片だったので、底部と云われた時、逆にええ?と云う感じでした。
直し自体は傾きを動かせば問題ないのですが、これが底部だと云う指摘がね、普通「(口縁部ではなく)底部です」と書けば済むと思うのですが、「底部では?」と書いてありまして。
大した事ではないと云えばそうですが、既に確認した人には分かっている事で、私がどうですか?と聞いたのではありません。
直す事が目的なのですから、それを指摘すればいいだけの話なのになぜ疑問形にするのか、その辺に性格が出てるんですよねえ。
確認する人と私の間には委託の担当者が入っていますので、大まかな説明は委託担当者から受けます。
なので確認した人がどう云う書き方をしているかは、作業を始めるまで、細かいところは気付かないんですよね。
チェックした人の事をよく知っているし、その人は私の事が嫌いなので、こう云うのはありなんです、今回初めてではないので。
でも性格出てるなあと苦笑いでした。
いい年食った人なんですけどねえ。

庭のモクレンが一輪開きました。
きっと開く時、ポンと音がしたと思います(笑)。
そう思わせるような蕾なんですよね、モクレンは。
仕事部屋から見える公園の桜も随分と枝先が赤くなって来たので、気温が上がれば咲きそうです。
でもまるで冬に戻ったみたいなお天気なので、暫く開花はおあずけですね。
それにしても……、季節が戻るなら時間も戻せないものか、地震の前に、なんて事をふと思います。