「写真実測」と云うものをした事があります、結構な個数、200個体以上は
やったと思います。
初めて見たのは、他県の整理室の見学に連れて行って貰った時で、なんて
楽そうなんだ!と感動したものです。
が、実際自分がやる事になったら、何か違うと云うか、たまたまそう云うやり方を
するセンターだったのでしょうが、トレースの原図にする為だけの図を作る事が
目的なら、最初からペン入れしちゃった方が時間短縮になるのにな、と思いました。
まあ「写真実測」と云っても、写真の使い方ややり方はそれぞれでしょうが、
厳密に云えば実測ではなく既にトレースなのだし、この図を元に原寸でトレース
して、全く同じ物をまた作るのです。
それに原図と云ったって、トレペに鉛筆で書いたものですから、ちょっと擦れば
真っ黒で跡形もなくなる事もあるし、保存だって利かないでしょう。
あくまでもトレースの為の図でしかないなら、トレースしたものの方が保存も利く
でしょうし、きっちり吟味して、一気にトレースのがいいと思いますけどぉ。
ただ外形がきちんとあるものは、もろトレースで行けますが、破片状のものは、
写真があろうと、ちゃんと外形を計測して図化しなくてはならないので、
普通の実測と同じです。
確かに文様はそのままトレースでいけるから、若干手間は省けますが、割付だって
しなくちゃならないし、余程大きな土器でもない限り、かかる手間ってそれほど差が
ないような気がして仕方がないのですよね。
完形品に近く、大きな土器には有益かもしれないけど、破片から起さなくては
ならないものや平均的な大きさであれば、普通の実測と変らないような。
実際やってみて、1部有益と感じた土器以外は、写真実測を楽とは思わなかった、
それが本音です(汗)。
やったと思います。
初めて見たのは、他県の整理室の見学に連れて行って貰った時で、なんて
楽そうなんだ!と感動したものです。
が、実際自分がやる事になったら、何か違うと云うか、たまたまそう云うやり方を
するセンターだったのでしょうが、トレースの原図にする為だけの図を作る事が
目的なら、最初からペン入れしちゃった方が時間短縮になるのにな、と思いました。
まあ「写真実測」と云っても、写真の使い方ややり方はそれぞれでしょうが、
厳密に云えば実測ではなく既にトレースなのだし、この図を元に原寸でトレース
して、全く同じ物をまた作るのです。
それに原図と云ったって、トレペに鉛筆で書いたものですから、ちょっと擦れば
真っ黒で跡形もなくなる事もあるし、保存だって利かないでしょう。
あくまでもトレースの為の図でしかないなら、トレースしたものの方が保存も利く
でしょうし、きっちり吟味して、一気にトレースのがいいと思いますけどぉ。
ただ外形がきちんとあるものは、もろトレースで行けますが、破片状のものは、
写真があろうと、ちゃんと外形を計測して図化しなくてはならないので、
普通の実測と同じです。
確かに文様はそのままトレースでいけるから、若干手間は省けますが、割付だって
しなくちゃならないし、余程大きな土器でもない限り、かかる手間ってそれほど差が
ないような気がして仕方がないのですよね。
完形品に近く、大きな土器には有益かもしれないけど、破片から起さなくては
ならないものや平均的な大きさであれば、普通の実測と変らないような。
実際やってみて、1部有益と感じた土器以外は、写真実測を楽とは思わなかった、
それが本音です(汗)。