日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

キリが悪い

2009年06月09日 | 仕事
何とか昨日、1個体書き終えてしまいたいと頑張りましたが、縄文を書けずに時間切れになりました。
正確には沈線や刻みの下端も入れてはいませんが、ぬぅ~、もうちょっと頑張ればと思うと残念無念。
私の集中力はほぼ定時で限界なので、基本作業は日中だけ、滅多な事では残業はしません。
残業するなら早起きした方が、私は断然はかどりますし……。
と云う事で、今日は朝一でに下端を入れ縄文を書き終え、その後は新しい土器の実測に入りました。
これが終われば、また次の分と入替えになるので、とっとと頑張らなくては。
残りも大変な土器ばかりですが、やるしかないですね。
で、最後の1個体ですが、こいつがまたねえ、作業を始めたら剥がれてくれちゃいまして……。
持った時から緩んでるなと思ったので、隙間にセメダインを入れて補強を試みたのですが無意味でした。
結局、全部剥がれてしまったので、つけ直しです。
こうなると、また時間がかかるんですよね、ちゃんと接着されるまで。
しかも最後の1個となれば、合間にやるものがないのですから、ひたすら接着されるのを待つのみ。
不毛ですね……。
小さめなので、今日終わるかなと思いました、無理みたいです、トホホ。
接合出来る土器を、どんどん接合して行くのは構いません。
でもこの破片をつける事で補強が必要になるか否かとか、闇雲に接合している訳ではないのですから、
その辺は考慮して作業して貰わないと本当に困ります。
持ち上げたり実測する時には、必ず負荷がかかります。
その時どの辺が剥がれるかとか、接合していればある程度経験で分かるのではと思うのですが。
補強が必要か、または何処を補強するかを決める時、担当者だって見たら分かるはず。
毎度毎度、接合に余計な時間を取られると、いい加減にしてくれよと思います。
1個体、今も実測の途中で剥がれた土器が補強に回っています。
これだって剥がれなければ書いてしまえたのですが、かなりの大きさでしたから、そのままでは実測が
出来なくなってしまいました。
以前は、実測前にはこの程度まで補強し、実測後に最終的な仕上げをすると云う風になっていて、途中で
剥がれると云う事はまずありませんでした。
でも担当者が変わってしまったら、何から何までダメダメですよ(呆)。
勘弁してくれよって感じです(-_-;)。
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