人でなし

仕事の話ではありません。

私は本当に人でなしと云うか、どれだけろくでもない人間かと、今回病気かも、と云う
状況になって、ますます実感をしました（汗）。
元々冷酷と云うか、とても非情なところがあるのは、自分の事ですからよくよく分かって
いたのですが、今回は本当に酷いなと。
家族が私の事を心配し、また結果を聞き安堵する、その一部始終を見ていたのですが、
何と云うか、普通の親ですから、半端ではなく心配しますよね。
大丈夫と分かって大泣きされたのを見た時、もの凄く引いちゃったんです（汗）。
もう重くて重くて（汗）、この重さをこの先もずっと背負うんだと思ったら、もう病気どころじゃ
ない気持ちになってしまったんですよね（汗）。
普通、命にかかわるような病気かもしれないとか、またそう云う病気を実際に経験した場合、
家族の愛情とか身体の大切さを改めて実感するとか、そう云う気付きがもたらされると
思います。
ですが、愛情に関して云えば、子供の頃から鬱陶しいほどに実感し続けていて、今回は
更にそのダメ押しです。
病気に関しても、子供の頃から余り丈夫ではなかったので、病院との縁が切れずに結構
入院もし、それなりには考えていたので、正直なところ、どちらも改めて感謝に打震える
ような事ではありませんでした。
だから今回、私の身に起きた事は、一体何を気付かせる出来事だったのか？と考えて
しまうのですよね。
泣いている親を、一瞬、高い場所から見降ろしているような気がしました。
とても冷え冷えとした心で見降ろし、トホホと思っている……。
こんな自分に気づいた時、どんだけ人でなしなんだろうかと、茫然としました（汗）。
普通は親と一緒に、心配かけてごめんね～と泣くところじゃないのか？
少なくとも、ありがとうとか、そう云う事を思うだろうと思うのですが、ひたすらどん引きした
自分がいたんですよね……（汗）。
私って、ちゃんと血の通った人間なんでしょうか（汗）。
凄く色々考えてしまいます……。