『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

検察は馬鹿なのか?

2024年05月25日 | ジジイの呟き
この春のドラマは、『冤罪』『捏造』『隠蔽』『偽装』をテーマにしたものが多いですね。
中村アン主演の『約束~16年目の真実』(日本テレビ)

石原さとみ主演の『Destiny』(テレビ朝日)

長谷川博己主演の『ANTI HERO』(TBS)

木村拓哉主演の『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日)

伊藤沙莉主演の朝ドラ『寅に翼』(NHK)


と、これらのドラマの全てに『冤罪』や『捏造』、『隠蔽』、『偽装』が出てくる。

『約束~16年目の真実』は、殺人犯として逮捕され、亡くなった父の冤罪を晴らす内容、
実際にありそうで無さそうな話だけれど、展開としては面白い。
『Destiny』は、父親は冤罪と信じる娘が検事になって、父親の死の真相を追うドラマ。
元恋人の容疑者と検察官というこの設定は、まずあり得ない上に、
検事が容疑者と逃げてしまうとか実際にあり得ない話だから、見ていてつまらない。
『Believe-君にかける橋-』は、会社存続のために橋梁工事の責任を負わされる設計技師の話。
こんな話、会社の不祥事を隠して懲役になる人間なんてまず居ないでしょうから、阿呆臭い。
『ANTI HERO』は、権力への忖度、司法の膿をアンチな弁護士が斬るストーリー。
この話はリアルさよりも、ドラマとしての面白さで観てしまいますね。

NHKの朝ドラ『寅に翼』は別格としても、日本初の女性判事の話。
この中には父親が政治利用されて嘘の供述をさせられるというシーンが有って、
それを検察の捏造として、弁護士がひっくり返すという話が盛り込まれていた。

こういう『嘘を暴く』ような仕立ての、裁判絡みのドラマが多いのは、
もしかして、政治家の捏造、隠蔽などが発覚しても、自らの保身のために
それを与党の政治家たちが、追求しない事を皮肉ったような、
時代のせいで作られた作品なのか?それとも、偶然なのか?

ここへきて、半世紀も前に起きた『袴田事件』で検察の証拠捏造の疑いが有って、
再審が行われたのにも関わらず、検察は改めて『死刑』を求刑した。
再審請求が認められた時点で、『死刑』を求刑はないと思うけれど、
検察の意地やメンツを保つためなのか?
『死刑』を求刑する検察は馬鹿なのか?と思ってしまいます
これはドラマじゃなくて、現実の話です。

なんだかドラマが本当にあった事のように、現実がドラマのように感じてしまうのは
頭の悪い僕だけでしょうかね?

コメント
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