博士の異常な模型愛

異常な模型愛やら異常なクルマ愛やら。

おれがタミヤでタミヤが俺で

2010-01-25 00:00:56 | F60 タミヤ 1/20
 法事で実家に帰ったのが先々週末の出来事。例の鈴鹿サーキットの目の前にあるミニカー屋さんに行きました。松本のポストホビーが撤退してからというもの、実際にミニカーを3Dで見る機会が激減していましたのでもう目に毒。過換気になりながら選んだのがBangのマセラティA6。ええ実車知りません(だめな人ね)。タイヤはどう見てもでかすぎですがカッコイイものはカッコイイのでしょうがない。ボンピンの位置が左右でいがんでますがエッチングの精度自体は高く、まーこういうモンでしょう自分じゃ作らんし、と満足度高し。
 ほんで、奥に放置されている1/43の死蔵キットたちを物色したかったのですがムスメが暴れ出しましてやむなく退散しました。「買わないミニカーを触るとあのおねえさんにつかまってロウヤに入れられちゃうんだよ。」「シマシマのおようふくきせられてあしはでっかい鉄のタマにつながれちゃうんだよ」とかなり脅したのですがどうもステレオタイプかつ欧米風の囚人イメージが4歳児には伝わらなかったのか、脅しは全く効かず「ダッコしないとあっちこっちいってミニカーさわったりおとしたりするぞ」などと逆に脅される始末。両腕ぱんぱんで撤退。残念。
 そこでアタシ実家に置いてある兄が作っているF60見たんですが、
 あれカッコイイね。
 アレ?
 ジョーシンで買いました。

 タミヤF60の何が気に入らなかったかって「なぜ大して速さも人気もない車をキット化するのか」という所だったのですが、よく考えるとミンナ大好き187やら/88c、412シリーズなんてタカダカ1勝2勝、643やら92Aなんてもっと酷い。駄馬こそフェラーリならまさにF60はフェラーリか?あと人気は・・・有るの?良く解りません。
 で製品なんですが。タミヤ製F1は312T3とマーチCG901とティレル020(どちらも20年前)しか作ったことがないので、イワユル「タミヤクオリティ」についてはあんまり評価できませんが、ワシなりにゆるく感動した所をいくつか。
①サイドポンツーン:うねうね感が凄い。クリア吹けばあのF速とかの写真でみたうねうねハイライトが入りそうでカッコイイ。もうなんか表面処理したくないなあ。あと、異常に合いがよいのは然るべき所に然るべき分だけガッチリプラ厚を付けている所がミソだと思います(見切り方がタミヤ的。ハセガワは薄いトコは薄いまんまでバカ正直にやる印象あり)。このあたりもタミヤディフォルメなんでしょうか、ちょいと感動。
②アンダーパネル:ステップドボトムをキレイに形成していて、しっかり強度出しているのですげえ。平面が歪む要素が全くない。このへんもいい加減に殻だけつくるとあたしのF2007みたいに反り返ってカウル合わねー、となる所、やっぱりニワカじゃねーなーとイタク感動した。強度や立体構築に関してはラジコン的な発想も有るンかな?イイモノ感異常高値。(なんとなくマルチディフューザー的な後発パーツが付きそうな気がするのはアタシだけでしょうか。考えすぎですな。)
 ただタミヤがマスターワークを商品の完成形と捉えてオモチャ寄りのプラモデルを提供しているだけだったりすると、別にいいんだけど、ちょっと寂しい気はします。ともあれ愛憎うずまくタミヤF60、ぼちぼち進めていきますよ。(というか加工が必要な所があまりなく、実際アンマリ強い思い入れもないので今回早いよ。F2007を追い越しそう。)




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