博士の異常な模型愛

異常な模型愛やら異常なクルマ愛やら。

いまさらフジミエンスーカウンタックのレビュー、需要無し

2009-02-01 10:42:57 | 模型愛
眠りについていたフジミのカウンタックをたたき起こして制作中です。なんでねむっていたかというと、設計者のやる気と実際の製品のギャップがひどすぎて、「組み立てテンションはずっと高いにもかかわらずまったく合わないパーツ群」にちょっとイヤになったからでした。とくに例のあのガルウイングドア、もう完全に別の模型のパーツみたいになってます。
ただ異様なテンションはどこまでも続き、ホイールハブはボルトが飛び出し、ホーンはちゃんとラッパ型、エンジンはもうなんだか「おれはコレをやりたかったんだー」という設計者の怨念が詰まっているような異常なパーツ数(50前後)でもう、はっきりいって、疲れます(笑)。サスアームやら奇っ怪な取り付けのトランスミッションやら(ちゃんとセンタートンネル通ってシフトレバーに続く!)、完全に見えなくなるところまで作り込んであり、異常な模型愛をスローガンとしているわれわれ(え複数?)にはたまらないプラモデルです。コンセプトはね。よく言われている「ちょっと箱開けてパーツ眺めて、箱閉めようと思ったら閉まりません」は実話です。パーツ多すぎ。
が。合わんのです。ホントに至る所で合わない。ガレキです?あと無神経な押し出しピンが「うわここにも」とツィメリットコーティングのようにたくさんあります。あとメーター周りやらペダルやら、インテリアがまったくやる気がありません。愛情偏りすぎ。下手モデラーはここで心が折れてしまうのです。南無。タンスへ。
ただ、模型ってかならず行き詰まるときがありまして。なので多種並行モデリングのススメ。いまF40と312T2とT3と512BBその他を進行しているのですが、ちょっと煮詰まってくると違うところ、たとえば、F40エアクリのエポパテ造形がうまくイカンのでじゃあ512の塗料落とそうかとか、いろんな所をつまみ食いしながら完食にもっていく事ができるので、行き詰まり感があまり自覚されません。趣味なので、つらい感覚はなるべくない方が良いなーと思います。一個だけやってるとなんか仕事みたいで逃げ場がなくなってヤです。
それで、「なんか最近制作中の模型の形が変わらんのでつまんないなー」と鬱々していたので、はたと思いだしLP500Sですよ。まあいろいろありますが、これはホントに完成品を見たい。所有したい。ちょっと難渋しそうですが時間かけて頑張ります。
カーモデラーたるもの、やはりフジミのエンスーは避けて通れませんな。ここを無事乗り越えられたらようやくカーモデラー初段といった感じでしょうか。
コメント
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