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韓国はパチンコを全廃したのか。日本はダメだな。

2010-12-27 01:00:00 | 社会、マスゴミ、教育
(若宮健著 「なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか」







嫌な光景だ、パチンコ屋の前に開店を待って座り込む死んだ目の群。
見すぼらしくもある。
パチンコ中毒、依存症だ。
パチンコは低所得者層をターゲットにした詐欺産業なのだろう。

出玉を恣意的にコントロールできる。
それも遠隔操作で。
顔認証システムが導入されていて相手によって出玉を調整することもあるとか。
イカサマ賭博そのものじゃないか。

依存症が百万人以上、家族を含めると被害者は300万人超とか。
母親殺し、放火殺人、強盗殺人そして自殺。
パチンコ関連の悲劇は後を絶たない。

射幸心を煽る高額配当。
高校生のころにやったことがあるが(補導のリスクが刺激!)、博打という
感じもしなかった。

少ない小遣いで30分とか1時間とか楽しめた。
今は5万円の軍資金が必要とか。
大量の出玉で体中をアドレナリンが駆けめぐるらしい。
賭博に免疫性が少ない主婦がハマりやすいという。
子供手当の行き先かも知れない。

2002年頃から爆発的に流行した韓国のパチンコ。
15000軒のパチンコ店にイレ込む人達が続出。
小規模といえ店数は日本より多かった。

「海物語」という高配当機の登場で一気に過熱。
依存症と犯罪。
社会問題となった。
ノムヒョン親族の関与スキャンダルもありメディアを中心に禁止の動きが出た。

そして2006年に全廃された。
新しい産業で権益をめぐる社会的癒着が少なかったのだろうか。
熱くなる国民性も追い風になったか。
癒着体質が定着している日本ではメディアは全く報道しなかったようだ。

冗談のような話だが、訪韓した小沢一郎にイミョンバク大統領が日本での
パチンコ規制を緩和するように働きかけて欲しいと依頼したとか。
半島出身者の多い業界だから当然かも知れないが日本パチンコ業界の政治力は
韓国にも及ぶ。

小沢一郎には好意的な本ブログだが、彼の民団への擦り寄りは不快だ。
彼の政策の中でも外国人参政権推進は最悪だ。
悪魔とも手を結ぶマキャベリストなのだろう。
政治家はアクでもいいが。

日本での癒着体制は例によって政財官報による鉄壁構造だ。
今回はアメリカはいないかな(笑)。

官では警察。
機械の入れ替えごとに警官立会いという利権。
業界には警察OBが天下る。

パチンコ店内にATM設置というとんでもないことが起きているようだが、
ATMの設置は警察の所轄だ。
更にはこの警備はアルソックが一手に引き受ける。
誰でも知っている警察の関係会社だ。

保安電子通信技術協会 は警察の外郭団体で、立派な名前と裏腹に
パチンコ・パチスロ機の検査を独占。
検査料収入が年間10億円以上で元警視総監の吉野準が会長。
その下にも警察幹部OBがズラリ。
イカサマ博打に組織で加担している。

警察は末端に至るまでズブズブ。
管轄の生活保安課はおいしい部署だし、退職者の再就職はパチンコ店、その組合、
景品会社など。

8割が半島系、残りが台湾と日本のパチンコ店。
総連の直営店は今でも20軒ある。
北への送金は送金は一時600億円、今でも30億。
テポドン資金を供給しているわけだ。

パチンコという警察利権。
これに経産省とかが切り込もうとして民主党議員っを使っているらしい。
官僚には社会正義は無縁のようだ。

社会正義と言えばメディア(爆笑)。
言わずもがなだがパチンコ業界は大広告主。
最近は減ったのかもしれないが随分テレビCMを見せられた。

そして新聞。
一面4000万円の全面広告の先鞭を付けた読売、続いた朝日。
正義感に燃えるパチンコ批判記事は即ボツだ。

続く