今日久しぶりに実家に戻り、押入れや倉庫に保管していた箱の中から、酒井克彦さんが
ご自身でまとめられた自作一覧と、私がその全作品の図面をワープロで打ったものに、
酒井さんご本人がお気に入りの作品に印をされたものを探し出しました。
昭和３６年３月から平成２年９月までの１４２作が収録されており、そのうちご自身がお気に
入りと印をされたのが５６作でした。思っていた１００作の半分近くしか印をされていません
でしたが、その後少ないながらも発表されている作品もありますし、たとえ１００作でなくても
これならば作品集の作成も可能だと思います。あとは、検討する人、解説を書く人、そして
発行する人を探さないといけませんね。とりあえず今度の香龍会にその作品一覧を持って
行きたいと思います。
その他箱の中からいろいろとレアなものが出てきましたので、こちらも追って紹介します。
今日詰パラ９月号が到着しました。
酒井克彦さんの追悼記事を服部彰夫さんが書かれていますが、缶ビールを持参して
香龍会の会場で雑談されたことが思い出として書かれています。私も以前書いたと思い
ますが、前の香龍会会場だった名古屋郵政会館は貸し部屋のほかに宿泊施設や結婚
式場としての機能もあり、会館内で缶ビールを販売していたのです。実は私も酒井さんから
缶ビールをご馳走になったひとりです。（なお、今の会場である名古屋市中村生涯学習
センターでは利用規約により飲酒できません）こんなエピソードを読むと、今月か来月
あたりの香龍会例会にひょっこりと酒井さんが顔を出されそうで、本当にお亡くなりになった
ことが今でも信じられません。返す返すも残念です。
