西陣の京あられ処菓匠「宗禅」さん
以前は鞍馬口通の少し北にありましたが2年程前に寺之内通沿いに移転し
現在は美しい町屋造りの茶房を兼ねた店舗になっています。
中に入ると手前が店舗、奥が茶房です。
茶房でゆっくり~と思いましたが取材らしき人達(?)がいたので
あられを買って帰ることに・・・
お店の方が2月限定の「北野の梅」と一緒にお茶を出して下さいました。
あられは小皿に取って試食することができます。
食べてみて好みのものをいくつかアラカルトで選んで来ました。
まずはこのお店の人気商品「朱珍」(しゅらん)
京都ブライトンホテルのVIPルームのお菓子とていも使われているそうで
あられが乗ったお皿も海老煎餅で出来ていて食べることができます。
ほんのりと海老の風味がして意外にも美味
同じく代表銘菓となっている「上朱珍」
新聞や雑誌などで多く紹介されているそうで
亀や桜などをかたどった京あられ
ひとつひとつ丁寧に焼き上げらている感じが伝わってきます。
上の2品がこちらの代表あられのようですが
個人的に気に入ったのは和三盆あられ「卯槌」(うづち)
一見雛あられのようなかわいい彩で
抹茶、柚子、胡麻、梅、肉桂など味がそれぞれ違い
京都らしい繊細さや味が表現されています。
「卯槌」を少し大きくした様な四角い形の「綴」(つづれ)も
和三盆を使ったもので1年12ヶ月を表現し12種類のあられが入ったもの
九条ねぎと味噌を使った「上唐」(じょうから)
真ん中に穴の開いたかわいい形が宗禅さんらしいあられで
小皿の上にのせられているのでそのまま出して食べるのに便利な形になっています。
そして茶房で頂けそうな半生のおかき「本しぼ」は
商品名には”やわらか餅”となっていますがお餅ではなく塗れおかきの様なもの
たっぷりと小倉餡を染み込ませたおかきに
抹茶やきな粉をふりかけて頂くという面白いもので
甘~いスイーツのようなおかきです。
このようにセットになっていて食べる直前に自分でふりかけます。
気になる奥の茶房のメニューはぐるなびさんで詳しく見ることができます。
和三盆揚げあられ「糸くり」という商品がよく雑誌やテレビなどで紹介されているもの
パフェや焼きアイスなんていうのもあって面白いです。
西陣はバス等で行くにも少し不便ですが
車はお店の裏に専用駐車場があるので便利