2月3日は節分ということで京都のお寺や神社では前後に様々な行事が行われます。
「聖護院門跡」さんは通常は予約拝観のみなのお寺で大きな閉ざされていますが
節分行事期間は門が開かれ中に入り自由にお参りすることができます。
後白河天皇の皇子、静恵法親王が宮門跡として入寺されて以降
明治維新まで25代は皇室から12代は摂家から門跡となったそうです。
境内では白梅がちらほら咲き始めていました。
2日と3日は本尊の不動明王も御開帳されます。
おろうそくを納めるると山伏の方が一人ひとり丁寧に祈願を読み上げて下さいます。
マイクで読み上げるので迫力があります~福を呼びそうなにこやかな山伏さんの笑顔
宸殿には狩野派による襖絵が100面以上あるそうでこちらも拝見することができます。
書院の庭園
修験道のお寺ということで山伏さん達が沢山いらっしゃいます。
鈴懸(すずかけ)といわれる独特の法衣
ほら貝には宗教的な意味があるようです。
法螺貝の音は神聖なものとされ吹くことにより他の場所と結界し
神聖な所として縄張りをするといった様な意味があるようです。
明日(3日)午前9時半から甘酒無料接待、午後1時から追儺式で山伏による福豆まき
3時から厄よけ開運の採燈大護摩供、7時からは古札焼き等の行事があります。
同じ敷地内にある「準提堂」さんは2月23日『五大力法要』が行われるお寺