京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




御所南、堺町御門の近く(堺町通)にお店を構える「松屋常盤」さん
創業は承応年間(1652~1955年)、御所や大徳寺、茶道の家元等に
お菓子を納めてきたという由緒正しきお店で、風格ある白い暖簾が印象的です。
一子相伝ということで現在は16代目さん
お店はもちろんこちら一店舗のみです。

有名な『味噌松風』というお菓子は、大徳寺住職が考案したことから
正式名称が「紫野味噌松風」となっています。

さて、この松風の味わいはと申しますと・・・
一見、カステラの様でもありますが、ほんのりとお味噌の香りがします。
適度な水分と柔らかさで、独特のモチモチとした歯ごたえの食感が何とも美味!

材料は西京味噌と小麦粉、お砂糖、麦芽糖を練り
発酵させてから焼いてあるそうで
表面には黒胡麻を散らしてあります。

とても素朴な味わいですがシンプルなお菓子だけに
美味しさが引き立っています。
好みもありますが個人的には京都の味噌松風の中でも絶品かと・・・!
ただしお日持ちは3日で早めに頂いた方が風味も落ちず美味しいです。

因みに原則は予約商品、少量だけ当日売りがあります。
大丸さん(京都店)にも少し置いてありますが
早くに売り切れてしまうことが多いようです。



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