徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

「あさすり」というお菓子

2014-12-29 14:26:37 | Weblog
 尾鷲市賀田町を歩いているときに和菓子屋さんの前に「あさすり」と書かれた張り紙を見つける。
 「あさすり」って何だ?なんて会話をしていたら、店の人が出てきてあさすりの説明をしてくれて正体がわかる。
 「あさすり」とは餡を米粉で作った餅をサルトリイバラの葉で包んだものでした。
 美濃や尾張地方ではサルトリイバラは麩菓子をサルトリイバラの葉で包んだ山帰饅頭として親しまれています。
 包まれるものが違いますがサルトリイバラの葉で包むという共通点があり興味深ったです。
 尾鷲市賀田町付近の郷土のお菓子として各家庭でも作られている菓子であることはネットで調べて知ったのですが何故「あさすり」というのはわかりませんでした。何故店で聞かなかったのだろうと後悔したのでした。
 残り一つとなってしまった「あさすり」110円を購入して頂いたところ、葉の香りが漂い美味しいお菓子でした。
 余談ですがNHKの街道てくてく人旅のクルーも「あさすり」って何だろう?と気になり店に立ち寄ったそうです。
 やっぱり気になりますよね「あさすり」って。(管理人)

                          みのや製菓舗の店先に張られていた「あさすり」の張り紙
                          


                          

                          サルトリイバラ、この葉で包む菓子は色々とあるのだろうと思います。
                          

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4 コメント

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Unknown (みやてる)
2015-01-03 00:58:25
あさすり、という名前は初めて聞きましたねー。写真を見ると、桜餅の桜の葉のように、葉っぱを塩漬けか何かして保存できるようにしてあるのでしょうか。

サルトリイバラで包んだ団子というと、以前屋久島に行ったときに、「かから(ん)だんご」というのが売っていて、サルトリイバラの葉でつつんだあんこ入りの団子(もち?)があったことを思い出しました。もう20年ほど前になるかなぁ・・・
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Unknown (ふりかけ)
2015-01-04 08:32:43
九州の方ではサルトリイバラの餅を柏餅と呼んだり、カンカラ餅と言ったりしますね(恵那の岩村にカンカラ餅屋というお店があるけど、由来ごは同じかな~?)。サルトリイバラが柏葉の代用品だったのか、それともそれ以前に一般的に柏餅とよばれる餅に意味があるのか? おさすりの語源はネットで調べてもよく分からないですね。ただ、男性器や、女性器を「おさすり」あるいは「おさすりさま」といって信仰する風習がある地域もあるので、案外、そっち由来かもしれませんね。そう考えると・・・・確かに・・・・
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Unknown (管理人)
2015-01-04 21:04:32
ふりかけ 様

 柏とは確か包むのに使われる葉の総称だったような?ですからホオノキもホホカシワと言われていたそうな。
 まぁ「あさすり」の語源は、あちらのほうのような気がします?
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Unknown (管理人)
2015-01-04 21:05:52
みやてる 様

 サルトリイバラの葉はいろいろと使われているのですね。
 包みやすい形をしていますから!!
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