先日、研修で訪ねた白山ろく民俗資料館でオバル染を体験してきました。
オバルとはミヤマカワラハンノキのことで白峰地区の方言ですのでミヤマカワラハンノキ染ということです。。
草木染はクサギの果実の染を一回だけしか体験したことが無い私は染の知識の乏しく、ハンノキの仲間が染種になるという話だけでも新鮮でした。
体験中に色ろと伺った話は興味深く聞いていて楽しかったです。
白峰地区でのオバルは下着を染めるために使われ、汚れを目立たないようにすることが目的であったようです。
資料館での体験は樹皮を2時間ほど煮だしたものを染液していますが、昔は葉だけで染液を作り染めたそうです。
その話を聞いていて、良く染まる樹皮を使わなかったのは、何か他の物に使用したからでは?思いました。
染の解説の中にミヤマカワラハンノキの殺菌作用についての話もありましたが、長期間使う下着では、それは期待できないだろうと思いました。
そんなオバルで染めた布は茶色に染まり参加者一同お土産にしました。
私が染めた布は日常使いはせず、木の文化的なコレクションの一つとして保管されることになるでしょう。(管理人)
ミヤマカワラハンノキ

オバル染め用のミヤマカワラハンノキの樹皮。体験では樹皮を使いますが、昔は葉だけで染めたということです。

染の道具

染液

布を15分ほど漬けました。染液の状況によって時間は変化するようで準備をした方からは今日は15分という言葉に従って作りました

15分ほど浸けた後に灰汁に同じく15分漬けました

水で洗った後に干して完成です。

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オバルとはミヤマカワラハンノキのことで白峰地区の方言ですのでミヤマカワラハンノキ染ということです。。
草木染はクサギの果実の染を一回だけしか体験したことが無い私は染の知識の乏しく、ハンノキの仲間が染種になるという話だけでも新鮮でした。
体験中に色ろと伺った話は興味深く聞いていて楽しかったです。
白峰地区でのオバルは下着を染めるために使われ、汚れを目立たないようにすることが目的であったようです。
資料館での体験は樹皮を2時間ほど煮だしたものを染液していますが、昔は葉だけで染液を作り染めたそうです。
その話を聞いていて、良く染まる樹皮を使わなかったのは、何か他の物に使用したからでは?思いました。
染の解説の中にミヤマカワラハンノキの殺菌作用についての話もありましたが、長期間使う下着では、それは期待できないだろうと思いました。
そんなオバルで染めた布は茶色に染まり参加者一同お土産にしました。
私が染めた布は日常使いはせず、木の文化的なコレクションの一つとして保管されることになるでしょう。(管理人)
ミヤマカワラハンノキ

オバル染め用のミヤマカワラハンノキの樹皮。体験では樹皮を使いますが、昔は葉だけで染めたということです。

染の道具

染液

布を15分ほど漬けました。染液の状況によって時間は変化するようで準備をした方からは今日は15分という言葉に従って作りました

15分ほど浸けた後に灰汁に同じく15分漬けました

水で洗った後に干して完成です。



