徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

位山八幡宮

2012-12-17 22:00:52 | Weblog
斐太後風土記にある飛彈國大野郡山之口村の絵図です。
山之口村は、現在の下呂市萩原町山之口です。
この山之口は昭和の大合併の時に大野郡山之口村だったのが、益田郡萩原町山之口を経ていることもあり、下呂市内でも、少し異質な存在です。
歴史的にみると高山から位山峠を越えた最初の村で交通の要所であった地域であり、歴史があるところです。
私が面白いな~と思ったのは江戸末期の頃に本草学に長けた人がいたようで、斐太後風土記に最も植物の記載が多いところです。
これが面白くて良いな~と思っています。
機会を見つけ徒然写真帳で、このことに触れてみたいと思っています。


山之口村の絵図(地名をみると微妙に違うような気がしますが・・・) → 本題はこの絵図の下から


さて、この絵図の右下に八幡宮と書かれています。
先日、森歩きを終え時間が少しあったので久しぶりに訪れてみました。
八幡宮は、昔は位山官道沿にあり、昔は数多くの往来があったことが想像できます。
今では、新しい道が山之口川沿いにできたので地元の人ぐらいしか通らないところの神社となってしまっています。
この、神社には、昔、目通り周囲6.2m、樹高52mの大杉があったのです。
下呂市には、これより太いスギが久津八幡宮にあるのですが、注目すべきは樹高です50mを越えていたんです。
ただ、この大杉は平成10年の台風で折れてしまっています。
折れてからも大切な神社のスギなので折れた状態で残っていたのですが、流石に痛んでしまい危険な状態となったようで伐採されていました。
 私が最初に萩原町に住んだ時は、台風で折れる前で、次ぎに住んだ時は台風で折れてしまった状態で残されていて、今回、三度住んでいる今は伐痕のみ・・・
 在りし日の大杉を思い出しながら写真を撮りました。
 何故か、この大杉の写真を私は撮っていないのです。撮っておけば良かったと今では後悔しています。
 大杉は無くなってしまいましたが、今でも位山八幡宮の本殿の裏には、スギとイチイの巨木が、まだ残っていますので歴史を感じることは十分実感することができます。
 川上岳、登山の帰りに、少し脇道にそれ訪ねてみる価値はある神社と思いますので訪れてみてください。
 流石にダラダラ書いてしまったのでスギとイチイの巨木は明日以降書くことととします。
 まったく余談ですが、絵図の左下に馬瀬の川上へ抜ける道の記載があります。この道ってまだ残っているのかな~。残っていたら歩いてみたいですね。(管理人)


                           大杉の伐痕
                           



                           



                           



                           





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コメント (4)
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