創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

単純思考の命拾い

2017-06-08 07:24:44 | Weblog

 おはようございます。私の脳幹の陰の話の続きです。

 5時少し前、病院が終わる直前に病院へ到着、そのまま神経内科の外来窓口に行き、持たされた紹介状とCT画像を差し出した所、すぐ、診察室に呼ばれました。若いが目の鋭い先生が待っていてくれました。しめた、この先生に賭けようと思いました。私は単純即決を旨とする企業人です。先生はまず、MRI検査する、と言い、終わったらここに帰ってきてほしいと言いました。

 地下のMRI室で20分ほど検査し、すぐ戻りました。検査を見ていたのか、画像が送られてきたのか分かりませんが、先生は脳幹に大きな炎症の影がある、腫瘍かアレルギーかウイルスか菌か分からない、調べようがない、1日を争う、良い病院に今日入院しろ、入院させてもらえそうな病院は知らないか、親戚に脳外の病院の先生はいないか、と言いました。

 私は、叔父に電話し千葉大に紹介してもらえるかもしれない、息子の嫁さんは病院勤務だから紹介してくれるかも知れないと言いました。すると先生はすぐ嫁さんの病院に電話し、直接相談をし始めました。私を都内のその大手病院に送るような話をいろいろしていました。

 電話ではある程度以上話は進まず、先生は受話器を置きました。先生、待ってくださいと私は言いました。そして、私には要支援の妻がおり、妻はここの脳外の部長先生が主治医、通院している。先生から、犬を飼っても良いが、散歩させるのは二人でしろ、綱を貴方が持つなら妻のリハビリに良いから良いだろうと言われた、都内に犬と妻を受け入れてくれる所は無理、ここに入院させてほしい、と言いました。そして休み明けの25日朝一で入院させてほしいと言いました。色々準備があるし、市民バドミントンクラブの運営や犬の散歩を人に頼むため、丸1日、余裕が欲しかったからです。

 先生は、1日おくのは賛成できない、余裕なし、すぐしろ、年を越せる可能性は3分の1程度だろう。腫瘍の可能性は3割、手術はできない。陰の原因も調べられない。治療と検査を進め、間接的に分かるだけだ。今のところ、自己免疫性異常の可能性が高い、これは治療できるが、完治の可能性は高くない、すぐ再発を繰り返すのが常だ、菌かウイルスなら治療できるし完治可能。入院しても原因は分からないが、炎症をとる治療をすぐやる、検査を続ける、今年いっぱいは入院になる。それで治るかもしれないが、可能性は3分の1だろう、と言いました。

 私が、今日は帰りたい、と何度も言ったので、賛成できないが自己責任ということで明後日朝一入院にしよう、ベットは確保しておく、部屋の希望はあるか、と先生は言いました。私はできるだけ個室が良い、お願いしますと。先生は、個室は無理だろう、4人部屋の可能性が高いが必ずベッドは確保しておくと言ってくれました。そして当日は支払いだけ済ませてタクシーで帰宅しました。

 私の説明を聞いた妻はびっくりしました。しかし、本人も2度も死にかけたので脳外の先生を信頼しています。脳外にも連絡してくれたのね、早く見つかって良かったね、神経内科はどんな先生なのと言いました。脳外の部長の若い時のような先生だ。今度はこの先生に賭ける、何でも言う通りの治療に従うつもりだ、多分最善だろう、と私は言いました。先生の業績や経歴も知らず、何も根拠はなかったのですが、私は自分の人を見る目を信じています。今回の先生でダメなら何処に行ってもダメだろうと妻に付け加えました。

 入院の日まで届きませんでした。今日はここまでにします。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする