創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

御もてなしの心

2016-08-18 07:51:10 | Weblog

 おはようございます。

 富士屋ホテルのロビーを一回り。和食、中華、バイキング、軽食などのレストランがありました。和食の松花堂弁当も魅力的でした。でも、値段が高い上に、あうら橘の夜食とかぶります。軽食ラウンジに決めました。一番近そうでしたし。

 12時を少し回っていたのですが、一番客でした。お店の雰囲気や従業員のサービスは期待していませんでした。所がぎっちょん、丁寧な出迎え挨拶がありました。通されたのは廊下側の、窓際の良い席。テーブルも清潔、上の品々も良く整えられていました。従業員教育も流石だと感心しました。

 余談ですが、私の親しい友人に、上智大学言語学部卒の人がいます。60代後半の人。入学し、オリエンテーションンはこの富士屋ホテルだったと言っています。大学の説明と同時に、正しいテーブルマナーの講習会が1泊旅行であったそうです。もう半世紀前のことです。一方、私は入学当時、オリエンテーションもさぼり、野球三昧。マナーも良く知らず、アメリカでビジネス。接待者の食べる様を見て真似をしていました。真似だけの人間なのですが、西洋ではそれが一番正しいテーブルマナーなのかもしれません。アメリカでも空気を読まないとビジネスもできないのかも。

 今回は珍しく、まずコーヒーを頼みました。そしてお勧めされているハンバーグランチを2つ。面倒でないからです。カレーやサンドイッチもあったのですが、やはり一番のお勧めランチが無難です。食べきれなければ、残そうと思っていました。

 コーヒーはすぐ出してくれました。良い作法で、美味しいと思いました。私はコーヒーは音痴、お茶が好き。お茶は煩いのですが、コーヒーは煩くありません。専門店でも、コーヒーが趣味の方の家でも、美味しいと思ったことはありません。美味しいと思う例外は良い食事をできる前後。コーヒーが美味しく感じたので嬉しくなり、キリンラガーも頼みました。ラガーが置いてあるとは珍しい。流石です。

 すぐに今日のスープ。しばらくして大きなプレートとパンが来ました。富士屋ホテルの味だそうです。ハンバーグは良い焼き加減、美味しいデミグラスソース、食事を簡単に楽しめました。プレートランチしか食べていませんが、他も推して知るべし、多分お勧めでしょう。

 用をたし、支払いを済ませました。ホテルの玄関から出て、隣の箱根町立郷土資料館に行こうと思っていました。登りの坂道を半分以上少なくできるからです。今回の箱根見学はここだけが決まっていました。多分、1時間ほどで十分。明日、午前中にすることがありませんでした。

 玄関のドアーのところにドアーマンの、私と同年代の男性が立って居ました。お勧めの観光場所、博物館や美術館、または歴史の名所はありませんか。早雲公園は行ったことがないし、北条家のお墓でも見学しようと思っている、と私が言いました。

 すると彼は、近くに良いところはない、強羅か宮ノ下に行ってください、ケーブルカーはないが、バスでなら簡単に行ける、早雲公園は勧めない、北条家墓所も何もないところだったと後で苦情を言われたことがある、と言いました。私は変わり者です。それなら明日午前中は北条家の墓参りをしようと考え、やることが決まりました。

 富士屋のドアーマンに感謝、素晴らしいドアーマン。立って居るだけでも、ドアーを開ける動作と顔つきで、確信に変わりました。良いホテルはドアーマンが違います。そう言えば、半分冗談、半分本心で、定年になったら都心の大型ホテルのドアーマンをしたい、ドアーマンは憧れの職業だった、と言ったことを私は思い出しました。しかし、私を良く知っている年長者は、お前には無理だ、と言いました。そうですね。ドアーマンは難しい職業。大学や学校の先生など、簡単な職業です。

 なお、郷土資料館はすぐとなり、素晴らしい受け付けの高齢者の男性がいて、素晴らしい勉強ができました。ここにも行くべきです。でも今日はここまで、資料館の話は明日にします。

コメント
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