おはようございます。
医師は精神が病みやすい職業です。医師不足の地に若手医師を派遣する施策は、母校に有能な人が残り、使い難い人が行かされます。医師不足は解消せず、別の問題が発生するでしょう。経済を活性化し、人口減少を避けなければ町は継続できません。
地方で画像撮影し、都市の医師やAIが診察する仕組みは癌の早期発見に効果があります。東大病院でMRI画像を見るのは担当医だけではありません。画像診断の専門医が画像から異常を見つけています。人間関係が豊富な東大医療の良い点です。
3年前、MRI検査で私の脳幹に陰が見つかり、神経内科の担当医が血液内科の経験があり、アレルギー症状に注意しつつ、薬を色々試し、症状に効く組み合わせを選びました。検査は慎重、処方は大胆。臨床は担当医と患者の個の問題です。私はバドを長年していて、肝臓、腎臓、骨が若者並み、ステロイドインパルス治療に耐えられました。
脳幹の陰は薄れても、足腰の筋肉が衰え、身体がふらつき、伝い歩きになりました。誤嚥もあり、栄養価の高い食事を採るのが大変でした。理学療法士が喉の形状を調べ、食べ方を指導し、足のリハビリをして、やっと退院できました。
高齢者と幼児の処置は一刻を争います。専門担当医、検査技師、看護婦、臨床病理医、療法士など、日夜、チームで働きます。癌の術後の生存率は医師数と経験年数以上に看護婦の人数に相関関係がありました。臨床は人なのです。何事もですが。
地方は人口減少が進みましたが、小学校や中学の施設に余裕、広場もあり、良さを生かし、対策すべきです。鍵っ子参加の事業化塾は指導者次第です。中高生の非行防止策になり、人材の活性化になり、住みやすさを向上させ、人口減少を防ぎます。
都会はお店、病院、介護施設が身近です。便利な上に子供が優れた大人と知り合えます。犬を散歩すれば人や世間を知り、成長します。アスレチッククラブで水泳、ダンスも習えます。何事も継続し、実践すれば習熟し、生きる力になります。
地方は経済と教育を復活させ人口減少を防ぐべき。私の時代、子供担当の家事があり、東南アジアは今も子供が働きます。黒川温泉、飛騨高山も住民が復活に貢献。資源が理由ではありません。子供参加新事業がポピュリズム時代の王手飛車取りです。
今日はここまでにします。