おはようございます。
個性的すぎる、目立つ経歴書は逆効果かも、むしろさりげなく目立たせる工夫が他の受験者に差をつけられます。応募資料に自己PR文がある場合、経歴書より、そちらで目だつように書く方が無難かもしれません。個性を目立たせるテクニックを4つ説明しますが、レイアウトの美しい方が大事です。
・業界用語を一つだけ用いる
顧客ごとに異なる販売施策を実施し事業が成功しました、とワンツーワンマーケティングにより事業が成功しましたはほとんど同じ意味です。しかし、一般には前者の表現が勝っています。しかし、目立たせたい成果であれば、この説明だけ後者にして、この業務のプロを柔らかく自己主張するのも良いでしょう。
あまりに狭い領域の言葉はいけません。あくまでスマートにアピールします。上品さが以下の3点でも同じように必要です。
・図表の添付資料を用意する
有名な商品の販売実績の推移などは折れ線グラフで表現すると一目でわかります。しかし、本文の経歴書の部分は乱さない方が私は良いと考えています。経費削減の実績や事業全体の伸びを示すグラフも書けそうですが、会社全体の取り組みの結果であり、自分の経歴に結び付け説明するのは難しいように私には思えます。
そもそもそのような大事な会社の業績を達成した人が転社希望または退社したのは何か裏があると思われかねません。退職に関するきつい質問を誘発する恐れがあります。グラフですら、添付資料はあまり薦めたくない手法です。
・成功事例を添付資料にする
余程良い資料でないと逆効果になりかねません。添付の資料を面接官は読むのが面倒です。成功事例を語ることは、面接で可能です。質問されます。事前に手元資料でまとめ、中身をよく覚えてください。もしこの成功事例の質問が複数に及んだら、メモがありますが、お見せしますかと訊いて、どうぞと言われたら、渡したら無難です。
・作品事例は必ず用意する
デザイン関係の職務能力は書面でアピールするのは難しいため、自分のオリジナル作品を手元に用意し、質問に応じて作品を見せると効果的です。オリジナル作品のできは合格の条件となるでしょう。商品企画業務の経験者は、没になった企画書を見せるだけなら可能でしょう。
ただし前職の業務時間で作成したものは基本的に前職の会社の一部権利があります。自宅で制作したもので、採用されなかった資料も複数あるでしょう。デザインや企画の仕事は時間も場所も選びません。どこでもいつでもできる仕事です。自宅での試作だと付言し、見せて、回収すれば良いでしょう。でも渡さないように気を付け、権利関係の取り扱いの慎重さを印象付け、見せながら、説明してください。
今日はここまでにします。