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職務経歴の構造化

2018-01-17 04:29:50 | ビジネス実用

 おはようございます。

 職務経歴書は時系列式と分類体系式の何れかで書くのが普通です。書き間違えが少なく、簡便なのは時系列式です。分類体系式は転社回数と担当業務数が多い人が使うと分かりやすい経歴の説明になるでしょう。なお時系列式を編年体式と呼んで説明している転職本もありますが、同じものです。

 3つ目が私オリジナルの中間方式、提案書式です。倍率の高い難関企業に挑戦する人にお勧めしたいと思います。この書式を書くのは企画業務の練習にもなります。今は工場の組み立て作業にも提案書のノウハウが役立ちます。営業業務や管理業務には企画のノウハウが必須だからです。

 

・時系列式

・分類体系式

・提案書式

 これらの3つの書式のサンプルが、今ブログで紹介している転職本に書かれています。ブログにサンプルを載せて説明するのは長くなりすぎます。とりあえず今日はここまでにします。どう説明するかは明日考えます。

 何れの方式でも結構ですから、応募者である貴方のキャリアの長さや強調したい経験や経歴に応じて、3ページ以内に入ることを考えて、最善のタイプを選択してください。もちろん3タイプの何れかでなければいけないわけではありません。基本のタイプが3つと言うことです。自分の特徴がその求人企業に最適なようにアレンジしてください。

 しかし、いずれのタイプで書くことを決める前にキャリアシートは時系列で担当業務を書いていたはずです。キャリアシートの記載内容に従って時系列式なら書けばできます。まず時系列式で試しに書いてみてください。

 注意する点は、同時に二つ以上の業務を担当したケースがある人です。プロジェクトチームに参加した人です。業務の並び順は担当開始時期を優先し並べます。担当が終了した業務があり、時期に逆転があっても構わず書いてください。終了時期は逆転もありです。

 時系列式なら客観的な事実を時系列で積み上げますので、内容は常に同じになりそうです。でも、担当した業務で得た知識やノウハウは人によって違うはずです。例えば海外事業部で上司の秘書業務も担当したとします。語学力を身につけたはず。会話力も文法も読解力も表現力もです。そして秘書業務に付随した知識や経験も身についたはずです。

 電話の取次ぎから出張の宿泊ホテル予約、資料の言語翻訳などです。英会話は勉強で代替できますが、秘書業務の専門能力を身につけることは勉強だけでは無理です。同じ人でも微妙な言い方の違いがあります。その違いに気を付けて経歴書を書くことが、配属先の責任者の心に届く資料になります。この点では3つの方式ともに同じですので留意してください。

 今日はここまでにします。

 

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