おはようございます。
アジェンダ部分と、時系列部分の説明は終わりました。次に分類体系部分です。ここではアピールすべきポイントを体系化します。キャリアシートに自分がアピールしたいチェックした項目について、体系的に職務に合わせ、業務経験から得られた知識や研究成果、特許、社外発表などを項目ごとにまとめます。書き方は分類体系式の説明を読んでください。さらに絞って短く書きます。
商品やサービスの営業提案に例えると、順番に使い方を説明した後に、まとめとして優れた点を分かり易く強調し、アピールする段階です。聞き手は全体像やコンセプトをすでに聞きました。機能の詳細は分かり、あれもできるこれもできると思った段階です。その上で体系部の説明を読み、商品の中核の良さを再確認でき、魅力的な商品だと感じられます。この段階になって、やっと購買しようか迷っている状態になったと言えるでしょう。
決断してもらうにはダメ押しのおまけが必要です。昔ならグリコのおまけが必要と言いました。今ならテレビショッピングの商品販売の真似をしようと言うことになります。掃除機などを使ってみせ、機能を説明します。ゴミ捨ての新機能や空気清浄の新機能をアピールし、画期的な低価格で今なら買えると力説します。視聴者は購入依頼電話をしようか迷っています。
ここで今だけの、アタッチメント無料などの高価なおまけを絶叫し、ダメ押しするでしょう。化粧品やアクセサリーの販売なら、高価な関連商品のおまけが必ず付きます。今だけと絶叫し。迷っている視聴者の背中を押して決断させます。
ですから、経歴書の最後に、資格や著書や特許など、応募者でなければと言える付加価値を加えたら万全です。採用を決めかねている責任者の心を動かすことになります。
商品なら新機能の付加価値を強調します。オンリーワン機能がベストです。既存の継続商品でも新規商品のようにオンリーワン機能を際立たせます。応募者なら人とは一味違う特徴を具体的に説明しないと、決断にはなかなか至りません。今必要な業務対応だけでなく、おまけのノウハウを頂けると信じさせ、背中を押して決断させてください。
まとめです。提案書または提案書式職務経歴書の4部構成を箇条書きします。
①概要の説明
②具体的な事例の説明
③特徴を論理で説明
④付加価値の説明
以上です。今日はここまでにします。