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仲良く暮らしていたこちろうとタイスにはじめての、そして最大の危機が訪れたのは秋風に肌寒さを感じ始めた頃のことであった。
タイス「あたし、もう行くから。」
こちろう「ちょっ、ちょっと待てよ。高円寺の円盤とかいう怪しげな場所に行くのは6日の夜だったんじゃないのか?。」
タ「あたし、ここでずーっと良い子にしているのにもう疲れたの。」
「一日も早く仲間といっしょに楽しいことしたいの。」
こ「何だって?!。楽しいことって、、あそこにいったら、賃貸人格にあんなことやこんなことをさせられるんだぞ。それが、わかってるのか。お前は賃貸人格の本当の怖さを知らないんだ。」
タ「賃貸人格さんのことをそれ以上悪く言うのはヤメテッ!。じゃあ、聞くけど、こちろうさんは賃貸人格さんについてどれだけ知っているっていうの?。」
「あんなにたくさんライブだってやってるのに、『今度いくから、今度、今度』って、結局1度だって聴きに行ったことなんかないじゃない。」
「賃貸人格さんは即興の人なのに即興指数0.000001のニチェボー!とかいうアンサンブルにも一生懸命参加してくれてるじゃない。それなのに、何よ。このハゲツルおやじ!。」
こ「バカヤロー!」(パシッ!)
(・・・ハゲツル発言だけは許せん・・・こちろう心の叫び)
タ「ぶ、ぶ、ぶ、bububu、ぶったわね。」「親にだってぶたれたことないのに。」
「・・・うっ、うっ、うっ(泣)。」
こ「なんだ、ぶ、ぶ、ぶ、っていうのは。電池切れかと思ったぞ。」「ふん、あっちに行きたければ行くがいいさ。そのかわり、どんな風になっても知らないぞ。あっちの世界に足を踏み入れたら、もう戻ってはこれないかもしれないんだぞ。本当にそれで、いいんだな。」
「さっさと賃貸人格のところにでもどこへでも行っちまうがいいさ。・・・オマエなんかいなくなったって、新しいQTを注文してやる。」
次回(明日)に続く
本当に10/6、タイスがこちろう抜きで高円寺の円盤に出演する予定。詳細はこちら。
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佐藤教授のブログに、マンダリンエレクトロンのホームーページでQT(新型マトリョミン)が画像入りで紹介されていることが載っていた。
そのほかの楽しい情報(セミョーノフのマトリョーシカ工場で作られているカワイイおもちゃの通販が始まった)もあり。
当ブログでの新型マトリョミン関連記事
その1(新型オーナーのブログ紹介など)
その2(現物をいじってみてのレポート)
その3(2の補足)
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マトリョミン・アンサンブル「ニチェボー!」が東京都のヘブンアーチストに応募していたことは知っている方は知っている。
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・・審査に落ちた。_| ̄|○
音楽部門の応募118組中、書類および音源審査には通った(36組)のだが、オーディション(公開審査)で落とされた。
7組も合格していたので、これは実力不足ということだ。
合格者一覧はこちら。
根本的に足りない(と思われる)もの
①練習
大道芸人としては
②演目の工夫
③語りの工夫
④衣装の工夫
やはり残念であるし、くやしい。
仕事のやりくりなどして集まってもらったメンバーにも申し訳ない。
たぶん、「ちょこっと応募でもしてみるか」というような私の生半可な気持ちを見破られたものとも思われる。
強く求める気持ちは何事にも重要である。
強く求める気持ちは行動に現れ、行動が結果に出る。
ま、しかし、ニチェボー!の今後にとって無駄なことではなかったと思う。
外でもキーボード生伴奏をしていただける目処がたったりなど、得るものもあった。
今後に活かしていきたい。
(2005.9.26追記)さっき、公開審査を受けたグループのうち、合格したグループの傾向を調べようとマルをつけてみたら、7組中6組がA会場であった。もちろんニチェボー!はB会場。たまたまだろうが、これは選べない。
心なしかB会場のほうが裏手で暗かったような気がする。と、環境のせいにしておこう。
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昨日、竹内先生のマトリョミン体験講座のお手伝い(マーブルの演奏ほか、新型マトリョミンを使っての体験コーナー分担指導)に行ったら、回路製造している会社の方々が見学に来られていた。
で、準備に忙しそうな先生にではなく、その会社の方(もしかして社長?)に聞いてみた。
やっぱり、電池残量が少なくなると通常緑に輝くスイッチON時のLEDが赤くなるそうだ。
(電池切れでランプが赤くなった写真つきのすよんよんさんのブログ・・・思いつくまま・・・記事はこちら)
本番前に電池残量が気になって中途半端な電池だらけになることが無くなった。人前で演奏しようという人たちにとっては、とてもよい工夫だ。
「ありゃりゃりゃ、なんかヘンは音がする。電池かなー。」などといいながらあわてて電池交換するのは演奏直前とかにはかっこ悪かった。
あと、回路基板上アンテナの手前に回路パターンとして形成されている蚊取り線香のような渦巻きコイルの役割も聞いてしまった。もしかして企業秘密かもしれないのでその機能はナイショ。(旧型でも同じことなのかもしれないが、この渦巻きが見えておもしろい。)。
上記に関する新型マトリョミンについての記事はこちら。
・9/14のボナペティでのミニコンサート、大山氏撮影による写真少しだけUPしました。こちら。
・10月期のマトリョミン講座ですが、一昨日現在、10月の3回連続講座で1席、11月から12月頭の講座にはまだ5席の空きがあります。昨日の講座等で、新型のチューニング操作への対応もバッチリです(演奏方法については新旧変わりはありませんが新型のほうが、若干演奏しやすいです。)。
・ちょっと小耳にはさんだ情報・・・いますぐ新型注文すれば10月末くらいには発送されそう。ただし残りわずかな在庫台数を逃すと、次の出荷は12月くらいになってしまうようなお話が漏れ聞こえてきました・・・。
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新型マトリョミンMatryominQT(ME03)をじっくりさわる機会を得たのでレポートする。
まず、外見で違うところ(ただし、正面からの見た目は旧型とまったく変わらない)。
1.調整ツマミ・・・後ろに3つのつまみがあった旧型だが、新型は一つになっている。これはスイッチ兼用ボリューム。
2.LEDランプ・・・スイッチをひねると緑のLEDが輝く。スイッチ切る瞬間に赤く光るのは、もしかして電池の状態をこれでチェックできるようにしているせいかも(不明・・・やっぱりそうでした・・・2005.9.20追記・・・こちら参照)。
3.イヤホン端子(ミニプラグ)が二つ(これまではなし)・・・一つはイヤホンを差し込むと本体内蔵のスピーカーがミュートされる端子で、もうひとつはそうでないもの。こちらはラインアウト(外部アンプへの接続用)を兼ねているようだ。旧型のラインアウトはRCA端子だったが、新型はミニプラグだ。
4.音色切り替えスイッチ・・・brilliantという音色に変更できるスイッチ。その名のとおり、明るい音色になる。大勢に聞いてもらうときなどによいようだ。
5.底版が金属板に・・・旧型のアルミ箔貼り付けから、大きく質感および実用性がアップしている。これで底のアルミがはがれる心配がなくなった。
6.底にチューニングつまみ・・・演奏(準備)上、最も重要な変更点。いちいち右手でつまみを回していた旧型からの大きな改良。マトリョミンを支えている左手の人差し指で前後に回す。チューニング動作をしながらチューニングをとることができる。仮に演奏中に大きくチューニングが変動した場合などでも対応可能だ。
フタを開けると・・・
7.なな、なんと、基板が縦置きに。そしてこの基板からループになったアンテナが突き出ている。旧型のようにフタを開けるときにクリップの断線などに気を使わずによくなった。
よーく見ると基板にコイルがパターン形成されている。表面実装の部品もちょっと見えて嬉しかった。当然電池ボックスの形状や置き方も違っている。電池の出し入れは旧型よりちょっと不便だが、このくらいはいたし方ない。
演奏してみると・・・
8.まずはチューニングが簡単。ちょっと操作に慣れは必要だが、つまみを大きく動かすことができる(とても微妙なつまみ回しが必要だった旧型からの大きな改善点)。
9.演奏によく使う中音域でのオクターブ幅が広くとられている(全体の音域は5オクターブ超あった)。旧型マトリョミンはよくチューニングをとっても、1オクターブ変化させる距離がテルミン(イーサウェーブテルミン)に比べて短かった。新型は少なくとも中音域においてこれが拡げられている。したがって1音変化に使える距離が大きくとれるので、演奏が楽になっている。テルミン式の指使い(竹内正実氏のテルミン教則本で教えられている手首と指を使う演奏法)がテルミンにほぼ近い形で行える。
(2005.9.20追記)10.佐藤教授のブログに書いてあったので思い出した、そうそう、旧型に比較して、高音で音量(音圧)が落ちない。
感想は外見以外、別物といっていいような大改良。これだけ進歩していれば、コストアップは仕方ないと思わせる出来であった。
お待ちになられた方はその甲斐があったことと思う。
ただ、旧型の大変クリティカルなチューニングや、新型よりも多い手作り感を愛する方も多いだろう。
「旧型マトリョミン使い」ということで世間の尊敬を浴びる日も遠くないかも。
旧型オーナー仲間の皆さん!、団結ガンバロー!といいながらこっそり新型に乗り換えたりして。
音色は1台だけしか聞いていないのでなんともいえないが、私が弾いたものはちょっとカタメの音色だった。これは個体ごとに違うのでたくさんの新型を聞いてみないとわからない。
・今日の今日だが、佐藤沙恵さんの今日のライブでも新型マトリョミンが登場するらしい(ご紹介)・・・詳細はこちら。
・あさっての竹内正実氏(マトリョミン開発製造者)による1日体験講座では新型の試奏ができるようだ。
■講座名:「マトリョミン」ってなんだろう
■会場:池袋コミュニティ・カレッジ
東京都豊島区南池袋1-28-1 池袋西武イルムス館8,9F
■日時:9/18(日)
Aクラス:14:30-15:30
Bクラス:15:45-16:45
■講師:竹内正実(テルミン演奏・研究家、Mandarin Electron代表)、
マトリョミン・アンサンブル「マーブル」
■受講料:2,625円(会員・一般とも、各1回)
■備考:チューニング合わせ方や演奏法に関する細かなレクチャーはありません。
演奏をご覧いただくのと、気軽な演奏体験を主な内容としております。
■主催、お申し込み、お問い合わせ:池袋コミュニティ・カレッジ
Tel.: 03-5949-5488
http://www.seibu.co.jp/c_college/
http://www.seibu.co.jp/c_college/topics/index.html
・まだあるマトリョミン演奏
17日(土曜日)お寺のホールでニチェボー!を聞こう。15時からトップバッターです。詳細はこちら。
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新型のマトリョミンがいよいよオーナーのもとに届き始めたようだ。
聞くところによると単にチューニングが楽なだけでなく、演奏もしやすいらしい。あるテルミン弾きの方が「(イーサウェーブ)テルミンより弾きやすい」などとおっしゃってたが、本当ならスゴイ。
さすが、「世界戦略商品(開発者談)」!
新型マトリョミンが届いてうれしいオーナーのブログ
・Mishmash Club
・hbkr
・思いつくまま
「いよいよ明日」と言ってたら、もう今日になってしまった。
ボナペティでのライブ
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マトリョミンで演奏するにはどんな(既存)曲が合っているだろうか。
基本的には自分が好きな曲であって、マトリョミンで演奏可能なものをみつけるのが一番いい。
これでは話が終ってしまうので、もう少し考えると、マトリョミンの特徴から考えて、早いパッセージの多い曲(短い音符ばかりの曲)や同音の連続が多い曲は苦手である。また、器楽曲などで、休符が多いものなども、難しい。ただ、そこはいろいろと工夫(編曲)して、やり過ごしてしまうのも一法かもしれない。
また、慣れないうちは、使われる音域が広いもの、音程跳躍が大きいものも難しい。しかしこれも、徐々に挑戦していくことに面白みが出てくるので、あまり避けてばかりいても上達しないだろう。
さて、そこで、「何を演奏しようかな」と考えたとき、まずは手っ取り早いのは和洋問わず、昔ながらの歌モノではないだろうか。
具体的な曲を選ぶのに適当な楽譜集の一例として上の書籍を挙げてみた。これと全く同じものではないが、このシリーズものを所有している。
この本収載の楽譜のメロディーが単旋律か、パート分けされているか確認していないが、ほぼ同じ曲が収録されて、2部合唱になっているものもあるので、2台以上のマトリョミンでのハモリにも便利。
ピアノ伴奏はだれか探し出して伴奏してもらう、もしくはたどたどしく(誰もがたどたどしいとは限らないが)自分で伴奏を演奏し、録音して使う。DTM(MIDI)を勉強してPCで打ち込みの伴奏を作るなどしてみる。などなど、伴奏に合わせて演奏したり、いろいろな楽器や複数のマトリョミンでの合奏など、楽しみは拡がっていく。
この週末、万博会場でのコンサートにマーブルの一員として参加します。
とき:7/31(日) 13:00-13:30, 15:00-15:30
場所:愛知万博 ロシアパビリオン(グローバルコモン4)
出演:竹内正実(テルミン)、橋口かをり(ピアノ)、濱口晶生(テルミン、ウクレレ)、
マトリョミンアンサンブル「マーブル」
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タイス(私のマトリョミン)の妹たち5人が、私のイナカのテレビ台の中で暮らしている。
昨年の夏はタイスが私の帰省についてきたが、その時はこの5姉妹はおらず、10月にロシアから連れてきたのであった。
と、ここまで書いて、今度もタイスを連れてくれば良かったと思った。
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先月、ようやく講習会に参加、ならぬ見学にいくことができた。
まさに「見て、聞いて」たくさんのことを学べた。行ってよかった。
学んだことについて個別に細かいことをあげるときりがないが、教える側目線で客観的に見ることを心がけ、結果、いろいろと学べたのが良かった。
なによりよかったのは、マトリョミンでよりよい音楽を奏でるための方法、というか、心がまえというべきことを教えてもらえたこと。
こんなにちっぽけでお手軽(2本アンテナテルミンに比べ)な楽器でもその演奏をヒトに聞いていただこう、などというときはそれなりにしっかりとした技量を身につけ、細心の注意を払って演奏をしないといけない、ということである。あたりまえのことかもしれないが、楽器の可愛さやお手軽さに流されないように、身を引き締めていかねば、と決意をあたらにした(させられた)。
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6月19日(日曜日)フレンズオブテルミン東京サロンでマトリョミン・アンサンブル「ニチェボー!」が本格デビューした。
ものすごい満員状態で、6時少し前からのリハでは客席の前、横、後ろ各2名づつの配置で演奏し、本番でもそのレイアウトでいく予定だったが、とてもとても、そのようなスペースは残されていなかった。
---全体の状況はこちらの「テルオとマトコのテルミン入門記」をどうぞ。
・・・そのテルオさんから下のコメントで教えてもらいました。wasanegiさんの「ちんから峠」こちら
私自身もお店の売り物のCD、レコード販売スペースから一歩も動けず、本番演奏直前にメンバー中3人が予定のポジションから移動してイッパツ勝負となった。
電波の干渉によるノイズの状況は各マトリョミンによってそれぞれ相性があったりするので、うまくいって本当によかった。マトリョミンといえども、干渉があまりにもひどいときは2台くらいがいっぺんに演奏不能になったりするので、全員がみな音をきちんと出せたことはラッキーといってもよいかもしれない。
肝心の演奏がどうだったかは聞いていただいた皆様の評価を聞くしかないが、大破綻はおこさず、たくさんのお客様から拍手をいただき、ニチェボー!にとってまずは良いスタートをきるとこができた。ありがたいことである。
・ありがたい感想ありのブログ「theremin 物欲 odyssey」はこちら
・カオナシモノクロ写真ブログ「日刊すなっぷすてぃっく」はこちら
・いまさらながら、さきほどみつけた(2005.9.8)写真つきブログ「mamimume-blog > LiFE with >」はこちら
「遅くなりましたが、日曜夜、円盤でニチェボー!を聞いていただきました皆様、本当にありがとうございました。立ち見のみなさん、とくにお疲れ様でした。こういう場を与えていただきましたフレンズオブテルミン東京支部スタッフの皆様、ありがとうございました。円盤のマスター、ありがとうございました。当日来てはいただけなかったものの、『うまくいっているのだろうか。』とご心配いただいていたみなさん、ありがとうございました。なんとかなりました。ニチェボー、ニチェボー。」相田康一郎(ニチェボー!代表)
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