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マトリョミンは1体で演奏しても楽しいが、たくさんで演奏するとまた違った良さ、楽しさがある。
良いところ・・・音に厚みが出る(コーラス効果)、ハーモニーが奏でられる。
演奏者としては・・・みんなで合わせる楽しみ、合った時の喜びを感じる。
演奏者はアンサンブルがうまくいって、ぴったり合っているとき、きれいなハーモニーを奏でられているとき、「いい感じだあ~」とニタニタ笑いたくなりながら演奏しているが、ニタニタケロケロ笑ってしまっては、せっかくのいい感じが水の泡になることがわかっている(笑うと演奏が乱れる)ので、ほくそ笑むのを必死で抑えていつもの無表情となって演奏しているのである。
先日のNHKテレビロシア語会話で初めてマトリョミン・アンサンブルの「無表情」あるいは「緊張の表情」をみて、違和感を持たれた方も多かったようだ。
わざと無表情にしているのではない、あの顔でないと演奏できないのだ。たぶん笑顔にすると楽器演奏させられているどこかの国(極東アジア)の子供のような感じになるだろう。
(画像中「ららら~、無表情 」はテルミン大学未公認校歌より許可なく勝手に一部拝借)
いよいよ本日夜7時、フレンズオブテルミン東京サロン
にてマトリョミン・アンサンブル「ニチェボー!」本格!?デビュー。
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私のマトリョミンの渦巻きがものすごい密度で描かれており、(演奏中にはマトリョミンの後頭部をどうしても凝視しがちなため)目が回る、ということを書いたことがある(その記事)が、「そんな大げさな」と思ってらっしゃる方に次のホームページをごらんいただきたい。
静止しているはずの渦巻きが回る回る。
北岡明佳の錯視のページ
私のマトリョミンも大げさにいうとこんな感じなのだ。
ところで、これも先日とりあげたDTMマガジン6月号に掲載されている執筆者のマトリョミンの渦巻きは私のマトリョミン「タイスちゃん」に酷似している。体型も髪型も似ている。同じ人が削り、同じ人がグルグル渦巻きスタンプを押しまくったに違いない。
グルグル渦巻きを凝視して目が回る寸前の様子を本日深夜のテレビでどうぞ。
NHK教育 テレビロシア語会話
火曜日(月曜深夜)0:15~0:40
金曜日5:30~5:55(再放送)
(本日6日深夜の同番組最後のほうでテルミンやマトリョミンの紹介があります。)
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昨日はこの前の休日のテルミン三昧について書いたが、その前々週の日曜日(5/15)はお昼からマトリョミン漬けの一日であった。
その日は午後すぐに、いつもテルミンのレッスンを受けている池袋の教室に集合。で、その日の竹内先生の1日講座のデモ演奏(マトリョミン・アンサンブル)リハーサル約1時間。
本番は2回。3曲を演奏(×2回)して、受講生に5グループに分かれていただき、私もその1グループにマトリョミン指導(×2回)。
終って根津神社に程近い公共施設に向かい、7時頃から竹内先生ご指導のもと、マーブル(先生主宰のマトリョミン・アンサンブル)の練習。「今日は細かくやっていきます。」との宣言どおり、アーティキュレーション中心に細部にわたる指導を受けた。
終了は9時近かったかな。
帰り道は私独り千代田線方面なので、他の方と施設入り口で別れ、一人とぼとぼと歩く。寂しかったのでドナドナを歌いながら根津神社の前を通って根津駅方面へ。
軽く一杯やって帰ろうと、ふと思い立ち、千駄木方面に方向を変え、先日行った「おばこ」ののれんをくぐる。(おばこの記事はこちら)
尺八を42歳くらいから始めてついには民謡の店を持つに至ったおやじさんとついつい楽器談義に花がさき、いい加減酔っぱらって、取り出すつもりのなかったマトリョミンをついに一節うならせてしまう。
調子に乗って、マトリョミン講座のチラシも出したりしたら、ご主人、すぐに壁に貼ってくれた。
「ありがとうございます。」
翌日(月曜日)はお酒が体に残ったまま。仕事が終って池袋に向かい、テルミンのレッスンを受ける前まで調子悪かったが、テルミン演奏してたら、ようやく元に戻った感じがした。不思議だ。
それはともかく、私の将来の目標が増えた。
テルミン酒場を開く!。ちょっとかっこよくしてテルミンカフェでもよい。
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ニチェボー!とは、、、「解説しよう(・・・仮面ライダーのナレーション風に読みましょう)。ニチェボー!とは、最近結成されるともなく結成されたと思い込んでいるが本当にこの先もやっていけるのかどうかも不安なマトリョミン・アンサンブルのことである。第一回目のお披露目は本年3月27日そごう柏店1階ミレニアムコートであったが、あのとき、集まってくれたマトリョミン弾き集団にとりあえず名前をつけたのが始まりで、これから先が本当のニチェボー!としての活動なのだっ。」
都内某有名カラオケ店で「3月の柏の前」以来の練習。・・・隣の部屋から漏れ聞こえる歌がやかましい。英語の歌ばっかりだ(もちろん、英語も歌もうまくない・・・別に腹いせでそう言っているのではない)。
私はカラオケ屋でマトリョミンの練習をするのはこれが3回目だ。
以前、テルミンとクラリネットで合わせる練習を繰り返したときもカラオケ屋をよく使った。それが2~3回かな。
集中していると、隣の音もさほど気にならなくはなるものだが、小一時間ほどたった頃だろうか、いつの間にか隣の部屋も静かになり、メデタシメデタシ。
カラオケ屋で「歌がやかましい!」と言いたてるのも変だし。…マトリョミンをみんなで弾いてるほうが一般的にはよっぽど変だと思われているだろう。
「隣の部屋から聞こえる歌がやかましい」、という、音楽練習には致命的な欠点も、2時間4名でウーロン茶飲みきれないほど飲んで1400円くらいという有り難い価格の前では許すしかない。後半は静かだったし、ニチェボー!の本番演奏もシ~ンと静まり返ったコンサートホールでやる機会などいつになることかわからないし、回りの雑音に負けない強靭な音を出していくのだという練習にもなる(ならないかな)、などと前向きのプラス思考で臨む。
この日は事前に楽譜を配っておいたニチェボー!としてのレパートリー候補曲4曲をさらった。マーブルとはやや違った路線を歩めそうな期待が広がっていく。
特にCさん作成のスペシャルでナウでヤングでエクストラオーディナリーでそのうえチープ感あふれた伴奏(おもちゃっぽい楽器の多重録音音源)にはスゴイスゴーイ(ハートマーク)とみんなで喝采。この曲はマーブルで演奏されてもよさそうな叙情的な有名曲だが、この伴奏はマーブルではありえないな。フッフッフ(悪の笑い)。
(今気づいたが、カラオケにある伴奏で1回遊んでみてもよかった。多分カラオケ、あったんじゃなかろうか。)
次回の練習場として確保した施設はピアノも置いてある音楽室で広さもたっぷり。たくさんのメンバーが集まれると嬉しいが、今のところ確定は二人。だだっ広い音楽専用練習室でお見合いのようになっちゃったら寂しい。
男:「あの~、、、、ご趣味は?。」
女:「あっ、私 ま ま マトリョミンを少々。」
男:「ほーっ、マトリョミンですか、それはまたリッパなご趣味で。」
女:「うわぁ、マトリョミンご存知でしたか。うれしいですぅ♪。」
男「イヤ、知りません。」
「・・・・・・・」
ちゃん♪、ちゃん♪。
(お見合いって、一度経験してみたかったな。)・・・支離滅裂
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ケーナや沖縄の笛(とテルミン)で共演させていただいた田島さん(のブログ「tajimak 登場」はこちら)からご紹介いただいたフォルクローレ・プロショップ「タリエール・セラーノ」経営者でチャランゴ講師の貝谷(かいや)さんはマトリョミンに強い興味を示された。(ホームページはこちら)
貝谷さんは演奏や講師の活動のほか、本場の楽器を輸入販売したり、本場から取り寄せた材料を加工して楽器を作ってしまったりしておられる。ショップの中は所狭しと楽器のオンパレード。私は弦楽器や笛類についてはまったくわからないが(他の楽器がわかっているわけでもない)、それでも楽器に囲まれているだけで楽しくなる。
なんでも、ショップに何人かお仲間が来られているときにたまたま、3/31(木)のNHKを見られ、みなさんが、「なんじゃこりゃ~!」となったそうである。
フォルクローレの楽器チャランゴやケーナはテルミンやマトリョミンよりははるかにポピュラーであることは間違いないが、それでもみんなが皆知っているという楽器ではないだろう。もしかすると、そのような連帯意識もあるのかもしれない。
ちなみに、以前にも珍しい楽器のポピュラー度(?)を検索エンジンヒット数で推し量るということを他のブログで見つけて、テルミンがどういう位置づけかをみてみたことがあった(その記事)が、今回、その手法(Googleでのヒット数)を思い出してやってみた。
すると・・・・・・、
チャランゴ11,200 ⇔ マトリョミン1,880
ケーナ 52,500 ⇔ テルミン45,700
なんか、親近感湧く数字ではないか。テルミンがケーナに迫りつつもちょっと足りないところあたりが絶妙。
(ちなみにピアノは1,290,000件、ギターは1,080,000件、ウクレレ348,000件、)
「貝谷さん、これからも希少楽器仲間(?)の大先輩と後輩としてお付き合いいただければ嬉しいです。」
(ショップに名刺入れを置き忘れた私は郵送いただく手間をおかけするのが申し訳なく、数日後取りにうかがった。そのとき別件で必要だったマトリョミンを持参していたので、ちょっと取り出して弾いてみた。貝谷さんにも弾いてもらったが、音階はすぐに出せちゃう。さすがプロフェッショナル。「どうもご迷惑をおかけしました」と言って退出したが、後のメールで「マトリョミンのしっぽ=ラインアウトをアンプにつなぐケーブル 忘れてますよ」との連絡が。迷惑の3乗くらいになってしまった。トホホ。)
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(本当は尾上氏のリボンコントローラーの演奏が面白かったのだが、自分のことだけ書きなぐる。・・・当日のリボンについてのBlogはこちら(日刊すなっぷすてぃっく)やこちら(theremin 物欲 odyssey)をどうぞ。本当に面白かった。演奏もすばらしく、エンタテインメント!って感じ。)
さて、私はマトリョミンの初心者講習(2名)を担当。
お二方とも届いたばかりという改良型(ME02改)をご持参。
(新型ではない・・・新型の出荷はまだ先の模様)
4月9日にも別の改良型と対面したが、初期型に比べ、チューニングは楽になっている。
2体ともマンダリンエレクトロンの白い箱から取り出される。
まだ世間ずれしておらず、うぶな感じ。手垢で汚れる前の無垢なチューニングつまみが初々しい。
(なんか、いやらしいオヤジみたいな感想だ。我が家のジョシコーセーからはよく「セクハラオヤジ!」とか言われているが、、、。)
これまでの私のイベントでも、多くの場合、「体験コーナー」と称してテルミンやマトリョミンをいじってもらったが、お一人3分程度の時間しかなく、せいぜいピヨピヨ鳴らしてもらって楽しんでいただくくらいが関の山であった。
少し時間をとって、きっちりと教える機会をいただいたのは、4月9日土曜日の東急セミナーBE渋谷校における竹内正実先生のマトリョミン1日体験講座のお手伝いのときが初めてであった。
あのときも時間的にはお一人10分ほどとれたが、5人まとめて何度か回すということと、25人ほどでいっぱいになる教室内で5グループに分かれてということで、音が聞き取りにくく、環境的には今ひとつであった。
それに比べると今回のFOT東京サロンはじっくり取組めた。
渋谷のときもそうだったが、「どうにもこうにも教えようがない」、などということはなく、皆さん今後の練習で十分に弾きこなしていくことができそうな方ばかり。
基本的には「学ぼう」とする前向きの姿勢がそういう結果に結びついているのだと思う。ひしひしと伝わってくる真剣な姿勢がスバラシイ。遊びも真剣にやらないと面白くない、と、どなたかの意見を覚えているが、そういうことだと共感する。
打ち上げも楽しかった、、、が、今日は眠い。
初めにマトリョミンで演奏したYou'd Be So Nice To Come Home Toについて小ネタ(うんちく話)を披露しようとして用意していたが、すっかり忘れていた。
この曲は当時JAZZ評論家であった大橋巨泉が「帰ってくれたら嬉しいわ」という邦題をつけ、暫く一般に流布していたが、本当の意味は(男性が)「僕が帰る家に君が待ってくれていたら嬉しいな」というような意味だそうである(出征兵士が帰還するときの歌)。後年、大橋巨泉が誤訳を認めたのは有名な話。
あー、すっきりした。
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昨夜は面白い集まりに参加させていただき、マトリョミン演奏を楽しんできた。
場所は民謡の店「おばこ」。千代田線千駄木駅からほど近いところにある。カウンターと奥にお座敷(定員8~10名くらいか)があり、尺八や三味線を弾くご主人と数々のコンクールで入賞歴のある奥様のお2人で切り盛りしておられるアットホームなお店である。オリジナルのお酒類も面白い(今度また呑みに行かなきゃ)。
お座敷の壁にはいろいろな調子の尺八や三味線などがたてかけられている。なぜかボンゴ(のようなもの?)まで。尺八は水道管製などもあるし、フルートが出てくると思ったら、オカリナも出てくるし、クラリネットもしまってあるそうな。もっともっといろいろあるらしい。楽器玉手箱。
お誘いいただいたのは「食を楽しむ会」会長の秋元佐保さん。
7時からの小宴だったが、私は遅れて8時近くになって到着した。参加された方々は秋元さんご夫妻、田島さんという「食を楽しむ会」関係者の他に、チェロリン村村長の土谷氏はじめ、筝の先生お二方、尺八奏者お一方、さらには途中には芸大出身の尺八奏者である渡辺峨山さんも来られて、談論風発大変賑やかな楽しい時間であった。
しばらく歓談のあと、マトリョミンを取り出し、とりあえず無伴奏で「ともしび」そして「ムーンリバー」でお披露目。ムーンリバーを弾いた直後に土谷さんがフルートでムーンリバーを吹かれ、私もついていって一緒に演奏。そこからは少しお酒も入っていたこともあり、混沌状態であったが、お店のご主人の尺八や田島さんのケーナといっしょに「さくらさくら」、「こきりこ節」、ご主人と2人では「荒城の月」、「五木の子守唄」などを合奏した。
前後してマトリョミン体験コーナー。筝の先生はさすがに耳がよく、音階はすぐに出すことができる。秋元会長にも今回はいままでよりもきちんとチューニングをとってから試してもらえたので、より感覚がわかってこられたのではないだろうか(「いっしょにやれるように、早く注文してください(笑)」)。・・・「会長っ」とか呼ばせていただいていると恰幅のいい年配の紳士とかを思い浮かべてしまうが、やさしくかつ聡明そうなきゃしゃな奥様である。ご主人は尻にしかれているとおどけておられるが、素敵なご夫婦である。
松戸在住の方が多く、いい気分で千代田線に乗って帰宅する。今日は嬉しいリクエストもいただき、また面白いことに発展しそうで楽しみ。
そうそう、田島さんのブログ(tajimak 登場)を読んで、肝心のことを書き忘れていたことに気付いた。なんか物足りないな、と思ってた。(当記事の写真も田島さんからご提供いただいたもの)
初めてナマで間近で聞いた「民謡」である。迫力満点、それでいてどこかなつかしく心落ち着く調べ。ご主人の尺八や太棹に合わせ、ときにはご自身で太鼓をたたきながらの奥様の発声はさすがに素晴らしく、うっとり聞きほれる。また聞きに行きたい。
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