マトリョミンで演奏するにはどんな(既存)曲が合っているだろうか。
基本的には自分が好きな曲であって、マトリョミンで演奏可能なものをみつけるのが一番いい。
これでは話が終ってしまうので、もう少し考えると、マトリョミンの特徴から考えて、早いパッセージの多い曲(短い音符ばかりの曲)や同音の連続が多い曲は苦手である。また、器楽曲などで、休符が多いものなども、難しい。ただ、そこはいろいろと工夫(編曲)して、やり過ごしてしまうのも一法かもしれない。
また、慣れないうちは、使われる音域が広いもの、音程跳躍が大きいものも難しい。しかしこれも、徐々に挑戦していくことに面白みが出てくるので、あまり避けてばかりいても上達しないだろう。
さて、そこで、「何を演奏しようかな」と考えたとき、まずは手っ取り早いのは和洋問わず、昔ながらの歌モノではないだろうか。
具体的な曲を選ぶのに適当な楽譜集の一例として上の書籍を挙げてみた。これと全く同じものではないが、このシリーズものを所有している。
この本収載の楽譜のメロディーが単旋律か、パート分けされているか確認していないが、ほぼ同じ曲が収録されて、2部合唱になっているものもあるので、2台以上のマトリョミンでのハモリにも便利。
ピアノ伴奏はだれか探し出して伴奏してもらう、もしくはたどたどしく(誰もがたどたどしいとは限らないが)自分で伴奏を演奏し、録音して使う。DTM(MIDI)を勉強してPCで打ち込みの伴奏を作るなどしてみる。などなど、伴奏に合わせて演奏したり、いろいろな楽器や複数のマトリョミンでの合奏など、楽しみは拡がっていく。
この週末、万博会場でのコンサートにマーブルの一員として参加します。
とき:7/31(日) 13:00-13:30, 15:00-15:30
場所:愛知万博 ロシアパビリオン(グローバルコモン4)
出演:竹内正実(テルミン)、橋口かをり(ピアノ)、濱口晶生(テルミン、ウクレレ)、
マトリョミンアンサンブル「マーブル」
| Trackback ( 0 )
|
|