ユニゾン部分がマトリョミンアンサンブルに相通じる部分もあるなー、と思って
以前からCDなどでは聞いていた天台声明(しょうみょう)を実際に聞く機会を得ました。
15名のお坊さんがおなかの底から響かせるその声の集合からはなんともいえぬ感銘を
受けました。ロシアの教会で聞いた聖歌合唱も思い起こされます。
単なるユニゾン合唱のようなところもスゴイのですが、パターン化された合唱を
バックにお経独唱があったり、大太鼓、シンパル(のような鐘)、木魚が鳴らされ、
さらにお坊さんそれぞれが持つ鈴のような杓を振り鳴らしながら詠ずる、一昨日聞いた
「あら恋」に通じるような曲もあり、これはスゴイと感動することしきりでした。
特にリズムを打ち鳴らしているときのポリリズミックなところ、各お坊さんも、
それぞれのお寺の流派の違いによるのか、事前の打ち合わせによるものなのか、
リズムの打ち方が微妙に違っていたりして、音楽として楽しめるものでした。
先日聞いたのは20分ほどのプログラムでしたので、もっとじっくり聞ける機会が
あればまた足を運んでみたいと思います。 自由が丘でのマトリョミンアンサンブル
の教室案内はコチラ。4月期初回は15日(土)から。まだ間に合います。
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