テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



2020年4月18日(土)、初のオンラインレッスンを試みてみた。
以下備忘録として。

相田の準備:仕事でZOOMをそこそこ使った経験から、これなら簡単にレッスンにも
使えそうだと軽く考えていましたが、事前に家で試してみたところ、弱音時の
聞こえ方や、音声の途切れなど、私の演示があまりうまく伝わらないことも多いよう
でした。
そこで本番では、私のノートPCよりスマホ(最新のiphoneにZOOMアプリ※)のほうが、
まだ使えそうだったので、今回はiPhoneを使ってやりました。
インターネットには家のWiFi(その元は地域のケーブルTV)を使っています。
(※アンドロイドのスマホでもZOOMアプリもあると思います)

以下、参加していただいた方のアンケート結果の抜粋です。A:は生徒さん。

・ノートPCを推奨し、スマホでも可としていましたが、、、
A:私の場合、zoomに使用したデスクトップパソコンを机から移動できないので、
その場所にテルミンを設置しました。
テルミンはいつも押入れにしまってありますので、出してきて設置する準備の手間は、
いつも家で練習する時と変わりありませんでした。

・相田の演示について((リアルな教室と比べてどうでしたか?)
A:音:先生のテルミンの音色は、音が消える前の小さい音は聞こえにくい時が
ありましたが、おおむね美しく聴こえました!。伴奏の音について、若干聞こえ
づらかったり、音がずれるように感じた時がありました。
映像:パソコン画面で大きく表示していたので、手の動きもじっくり見られました。ただ、
先生の手をちょっと角度を変えて見たいときに、教室だと自分が頭や身体を動かして
視点を変えられますが、オンラインだとカメラの固定の視点からになってしまうんだなあ
と気づきました。

・教室でのレッスンに比べて不都合はどんなところでしたか?。
A:弾いている時、自分の音が先生に聞こえているか分からなくて心配になる瞬間が
ありました。今後のことも考え、ヘッドホンかスピーカーフォンを買うことを検討中です。
ヘッドホンだとワイヤレスのがいいですよね。スピーカーフォンを有線でつないで机に
置く方が、音は安定しますかねえ。どんなのがいいか、悩むところです。
(相田:このあたりは、私自身も検討課題です)

以上ですが、この先も簡単にはリアル対面講座が再開できなくなる事態も想定して
オンラインレッスンをより効果あるものにできるように準備を重ねてみたいと思い
ます。

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写真のCDはビルエバンスの名盤であるワルツ・フォー・デビー。BOOKOFFで今年に入ってから
幸運にもみつけだして980円で手に入れたもの。ビクターVDJ-1536。
このCDはDISK UNIONに持ち込めば(今コロナ禍で休業中かと思うが)、1,500円の買取価格が
付く。販売価格は同店だとその2倍くらいか、と想像する。ヤフオクでみても、3,500円とかになって
いる。
なぜ、この1986年の国内初期盤に高値がついているかというと、「音がよい」ということである。
「音がよい」ということの内容には、「正しいマスターテープを使った正しい音※」という意味が
含まれており、近年のどぎついリマスタリングとは異なる、ということらしい。
このCDを推薦している書が嶋護(SHIMA MORI)氏が書いた「ジャズの秘境(今まで誰も言わな
かったジャズCDの聴き方がわかる本)」であり、上記※印は同書のなかにある、このCDを評した
文言の一部である。
BOOK OFFにいったときに、もしや、と思って手を伸ばし、たまたまこの貴重な国内初期盤を手に
入れることが出来て、大変うれしかった。
このワルツ・フォー・デビーのCDで私が所有していたのは同じくビクターの高音質XRCDの
1998年盤VICJ-60141であり、「高音質盤だけあって、さすがにいい音だなあ」と思って聴いて
きたものだったが、VDJ-1536と聴き比べると、やはり「わざとらしさ」を感じてしまう。これは嶋氏の
著書を読んだことによる刷り込みとかではなく、あきらかな違いがわかるレベルである。
高音質盤とか、最新リマスタリングとかいう売り文句に惑わされないようにしよう、と思った次第
である。


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